引っ越しの際の水道の解約と開始の手続きを紹介!立ち合いの有無や連絡のタイミングも紹介!

2020.09.09 / コラム
コップに注がれる水道水

引っ越しの際に必ず必要となるのが、水道・電気・ガスなどといった、ライフラインの解約および開始手続き。

このコラムでは水道関連の手続きについて、その方法やタイミング、そしてよくある疑問に対する回答をそれぞれ詳しくご紹介しています。

日々の生活で欠かすことのできない水道ですが、いざ利用停止・開始の手続きをしようとなるといったい何から手を付けるべきかわからないという方も多いかと思います。

引っ越しの間際になってから焦ってしまうことのないよう、ぜひこのコラムで手続きに必要な情報をチェックしてみてくださいね。

1.旧居での水道の解約・停止の手続き方法

2.新居の水道の開始手続き方法

3.主な水道局の連絡先

4.水道の開栓・閉栓手続きのその他の注意点や疑問点を紹介

4.1.水道の解約を忘れてしまったら?

4.2.水道の開栓は土日でも受け付けてる?

4.3.水道の開始手続きは当日でも大丈夫?

4.4.お客様番号が分からない場合はどうする?

まとめ:引っ越しが決まったら水道の開栓・閉栓手続きは忘れずに!

1.旧居での水道の解約・停止の手続き方法

水道の蛇口

旧居での水道の解約・停止の手続きは、余裕をもって、1〜2週間前、遅くとも4日前には進めるようにしましょう。

水道の停止作業は基本的に立会い不要のため、手続きは管轄の水道局に解約を申し込むだけで完了します。

申し込み方法は、電話やインターネット、ファックス、窓口への来所など、各水道局によって違うため、まずはホームページに記載されている案内をよく確認してみてください。

解約の際に必要な情報は、旧住所、引っ越し先の新住所、契約者氏名、引っ越し予定日、そしてお客様番号の5つ。

お客様番号は請求書や検針票、玄関付近に貼られているお客様番号シールなどに記載があるので、解約の連絡をとる前に確認し、番号を書き移したメモを手元に用意しておきましょう。

なお、引っ越しが月の最終日でない場合、その月の支払いは日割り計算となるのが一般的。

支払い方法はこれまでの支払いと同様の支払い方法(口座振替やクレジットカード決済)のほか、退去時の集金依頼、新居への請求書送付などがあります。

中にはクレジットカード決済を受け付けていない水道局もあるため、注意が必要です。

連絡の時期 引っ越し4日〜14日前
連絡の方法 電話、インターネット、ファックス、各水道局窓口来所など(各水道局による)
必要な情報 ①旧居住所
②新居住所
③契約者氏名
④引っ越し予定日
⑤お客様番号
(請求書や検針票、お客様番号シールに記載)
立ち合い 基本的に不要(停止作業時の精算を依頼している場合は立会いが必要)
引っ越し月の支払い方法 ①これまでと同様の支払い方法
(口座振替、クレジットカード決済など)
②退去時の集金依頼
③新居への請求書送付

2.新居の水道の開始手続き方法

水道をチェックする男性

引っ越し先での水道の利用開始手続きについても、必要なのは停止時と同様、水道局への申し込みのみ。

手続きをする際は、事前に契約者氏名と引っ越し先の新住所、使用を開始したい日程、そして希望の支払い方法の4つを確認しておきましょう。

申し込み方法は、電話やインターネット、FAXの他、申込書の郵送などがあります。

引っ越し先の地区を管轄する水道局ホームページの案内に沿って、申し込み手続きを進めてください。

ちなみに、ガスの開栓作業は立会い必須ですが、水道の開始作業に立会いは不要

新居についたら、水を使う前に水道のメーターボックス内にある水止め栓を反時計(左)回りに回して開栓し、水が出るかどうか確認をしましょう。

連絡の時期 引っ越し3〜4日前まで
連絡の方法 電話、インターネット、FAX、申込書郵送
必要な情報 ①契約者氏名
②新住所
③使用開始日
④支払い方法
立ち合い 不要

3.主な水道局の連絡先

水道の手続きは、お住いの地域の水道局への連絡が必須。

主な水道局の連絡先は下記の表を参考にしてください。

大阪市水道局 URL: https://www.city.osaka.lg.jp/suido/page/0000370402.html お客様センター:06-6458-1132 
京都市水道局 URL: https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000042927.html 東部営業所: 075-592-3058
北部営業所: 075-722-7700
西部営業所: 075-841-9184 
西部営業所 京北分室: 075-852-1820
南部営業所: 075-605-2011
お客様窓口サービスコーナー:

075-672-7770

東京都水道局 URL: https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/center.html 水道局お客様センター(23区):

03-5326-1100


水道局多摩お客様センター(多摩地区):

0570-091-100

横浜市水道局 URL: https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/suido-gesui/suido/guide/kaishi-cyushi.html 水道局お客様サービスセンター:

045-847-6262

4.水道の開栓・閉栓手続きのその他の注意点や疑問点を紹介

4.1.水道の解約を忘れてしまったら?

水道の解約を忘れてしまった場合、引っ越し後も旧居の水道代を請求されてしまう場合があります。

解約のし忘れに気づいたら、まずは管轄水道局に連絡してみましょう。

この際、インターネットではなく電話で問い合わせするのがおすすめです。

4.2.水道の開栓は土日でも受け付けてる?

水道の開栓(利用開始)日は立ち合いでの作業がないため、土日でも設定することができます

開栓日当日は自分で水道のメーターボックス内にあるバルブを開栓して水道が使えるか確認し、不具合があった際はすぐに水道局に連絡しましょう。

4.3.水道の開始手続きは当日でも大丈夫?

水道の開始手続きは3〜4日前までに完了しておくのがおすすめ。

しかし、忘れてしまっていたり、急遽予定が変更になってどうしても当日に水道の利用を開始したい場合は、一度管轄の水道局に電話で問い合わせてみましょう。

4.4.お客様番号が分からない場合はどうする?

お客様番号や水道番号は、水道の利用を開始・停止する際に必要となる番号で、請求書や検針票に記載されています

もしくは、玄関付近や郵便ポスト、水道のメーターボックスなどに貼られたお客様番号シールからも確認することができます。

探しても見つけられなかったという場合は、水道局に問い合わせれば教えてもらうことができます。

まとめ:引っ越しが決まったら水道の開栓・閉栓手続きは忘れずに!

引っ越しはやらなければいけないことが多くて大変ですが、水道は生活に必要不可欠なもの。

入居当日から使えるよう、余裕を持って申し込み手続きをするようにしましょう。

また、解約を忘れてしまうと引っ越し後の旧居の水道代も払わなくてはいけず、余計な出費が増えてしまう可能性があります。

できれば解約と開栓の手続きはセットで行い、申し込み忘れのないよう十分気を付けてくださいね。