敷金と礼金って何?ゼロゼロ物件ってどうなの?
2019.12.09 / コラム 新しく部屋を借りる時に必ずある敷金と礼金。実はこの二つは何のお金なのかあまり理解していない人も多いのではないでしょうか?
賃貸で意外とかかる初期費用を抑えたくて、この敷金と礼金がゼロのいわゆるゼロゼロ物件を探しているという人も多いでしょう。
そこで今回は敷金と礼金の違いや、最近流行っている敷金・礼金ゼロの物件の特徴などを解説していきます!
- 敷金と礼金の違い
- 敷金礼金ゼロ物件の特徴
1.敷金と礼金の違い
まず敷金というのは基本的に預けるお金で、退去時の原状回復費用や家賃滞納時の補償金の意味があります。
相場としては家賃の一か月~二か月分です。
退去の時には全額帰ってくるというのが基本ですが、返ってこないことでトラブルの原因にもなっています。
礼金というのはその名の通り大家さんへのお礼のお金です。
なのでこちらは返ってこないのが前提です。
2.敷金礼金ゼロの物件の特徴
最近は敷金も礼金もゼロの物件が増えています。
このようなゼロゼロ物件は怪しいと思う人も多いのではないでしょうか。
このような物件はできるだけ早く入居者がほしいと思っている物件で、相場より家賃が高く設定されていることもあります。
さらに敷金のかわりとしてクリーニング代というのを設けているところもあるので、しっかりと契約を確認することが必要です。
ではこのような物件にはどのようデメリットがあるのでしょうか?
まず選択肢が狭くなるということがあげられます。
多くなっているとはいえやはり敷金礼金のない物件はまだ少数派です。
これにこだわりすぎるといい部屋を見逃す可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?
今回は部屋を借りる際に発生する敷金と礼金について解説しました。
この二つの大きな違いは敷金は返ってくるけど、礼金は返ってこないというものでした。
そして敷金礼金がゼロの物件、ゼロゼロ物件はしっかりと部屋と契約内容を確認して、無駄な費用が掛かってないか確かめましょう。
ゼロゼロ物件ばかり探していると選択肢は限られてしまいますが、初期費用が抑えられるのも事実です。うまく探して快適に新居生活を始めましょう!