引っ越しの際に衣装ケースの中身は入れたままで大丈夫?
2020.08.17 / コラム
洋服や雑貨などを収納するのにとっても便利な衣装ケース。
引っ越し先でも引き続き同じものを使おうと考えている方も多いのではないでしょうか。
その際、もしも中身をケースに入れたまま新居に持っていけるのであれば、荷造りや荷ほどきの手間が省けるのでありがたいですよね。
そこで今回このコラムでは、引っ越し時の衣装ケースとその中身の扱いや、事前にしておくべき準備の方法、そしてその際の注意点をそれぞれ解説していきます。
2.1. 養生テープで固定しておく
2.2. キャスターは外しておく
2.3. 重いものや壊れやすいものは入れない
1. 衣装ケースの中身はそのままで大丈夫?
引っ越しの際、衣装ケースの中身は基本的にそのままで大丈夫です。
引っ越し業者によっては段ボールへの詰め直しをお願いしているところもありますが、内容物が衣類やおもちゃなどの軽いものの場合は、ケースに入れたままで問題ないと多くの業者がホームページに記載しています。
しかし、ケースに食器や書籍など、衣類以外のものを入れているという方もきっと多いはず。
その場合は、あいにくそのまま運んでもらえないことがあるので注意が必要です。
更に、衣装ケースそのものが大きかったり、重量のあるもの、また劣化していたり壊れやすい素材でできたものの場合も、中身を出さなければいけないことがあります。
いずれにしても、事前に業者へケースをそのまま運んでもらいたい旨と、ケースのサイズ、中身などを伝え、そのままで問題ないか確認するようにしましょう。
2.引っ越し前にしておくべき衣装ケースの準備と注意点
2.1. 養生テープで固定しておく
衣装ケースの中身をそのまま運ぶ場合、事前準備として養生テープで引き出しや蓋を固定しておきましょう。
養生テープとは、引っ越しの際によく用いられるテープで、ガムテープに比べてはがした後にテープの跡がつきにくいことが特徴。
ホームセンターなどでも簡単に手に入るので、引っ越し前に買っておくと便利です。
テープ跡が残りにくいとはいえ、貼ったままにしておくとノリが残ってしまうため、引越しが完了したらすぐに剥がしておくことをおすすめします。
2.2. キャスターは外しておく
キャスター付きの衣装ケースは、破損の恐れがあるため、キャスター部分を事前に外しておくと安心です。
業者が運搬時に外してくれる場合もありますが、自分でできそうな場合は運び出しをスムーズにするためにも前もって外しておきましょう。
その際、部品がなくなってしまわないよう注意してくださいね。
2.3. 重いものや壊れやすいものは入れない
衣類やぬいぐるみなど以外の重いもの・壊れやすいものが衣装ケースに入っている場合は、そのまま運搬することが難しいため別の箱に梱包しておきましょう。
衣装ケースの中にそのまま入れておいても大丈夫なもの、いけないものの例は、下記の表を参考にしてください。
OK | ①衣類・タオル ②ぬいぐるみ・おもちゃ(軽く壊れにくいもの) |
NG | ①液体の入ったもの (シャンプー、リンス、化粧品、洗剤類) ②壊れやすいもの (食器、CD/DVD、電化製品) ③重たいもの(書籍、紙類) |
上記以外のもので判断が難しい場合は、引っ越し業者に前もって確認しておくと、当日慌てずに済むので安心です。
3. 衣類の引っ越しは衣装ケースを利用すると便利!
今回は引っ越しの際の衣装ケースの扱いや、運び出しのための下準備の方法・注意点をご紹介しました。
荷造りや荷ほどきはかなりの重労働。省ける手間は少しでも省きたいですよね。
衣類は衣装ケースにいれたまま引っ越すことで、効率よく引っ越し作業を進め、新居で気持ちよく新生活をスタートしてはいかがでしょうか。