引っ越しの際のテレビの梱包方法と処分方法を紹介!
2020.09.14 / コラム 引っ越しの梱包作業の中でも特に大変なのがテレビの梱包。
重量があるだけでなく、とてもデリケートな製品ため液晶に傷がつかないよう細心の注意を払う必要があります。
今回このコラムではテレビの梱包は自分でするべきなのか?という疑問に対する回答から、テレビの梱包方法や処分方法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
2.テレビの梱包方法
2.1.配線やケーブルを抜く
2.2.液晶部分を保護する
2.3.ダンボールに梱包する
まとめ:テレビの引っ越しは慎重に!
1.テレビの梱包は自分でやるべき?
テレビはやはりデリケートな家電なため、梱包はプロの業者にお願いするのが安心です。
しかし、テレビを梱包してもらえるかどうかはご利用の業者やプランによって異なっており、中には追加料金が必要となる場合があります。
テレビの梱包がサービスに含まれているかどうかがわからない場合は、一度確認しておくことをおすすめします。
これから業者・プラン選びを開始する場合、自分で梱包するのに不安があるという方はテレビの梱包が含まれるプランを選ぶべきですが、少しでも出費を抑えたいという方は自分で梱包することも可能です。
梱包方法は下記をチェックしてみてください。
2.テレビの梱包方法
2.1.配線やケーブルを抜く
テレビを梱包する前に、まずは配線やケーブルを抜いておく必要があります。
この際、新居でテレビを設置する際に配線がわからなくなってしまわないように目印をつけておくのがおすすめ。
やり方は簡単で、養生テープやマスキングテープなどのはがしやすいテープに対になるよう番号をふっておき、ケーブルと、対応する差し込み口にそれぞれ同じ番号を貼り付けます。
たったこれだけの手間で引っ越し後の設置作業がとても楽になるので、ぜひ試してみてくださいね。
また、テレビによっては地上デジタル放送やBS、CSなどを視聴するために必要なB-CASカードというICカードが差し込まれているものがあります。
これは梱包の際に抜き取らなくても問題ありませんが、運搬中に外れてしまわないようテープで固定しておくと安心です。
2.2.液晶部分を保護する
次は液晶部分の保護です。
液晶部分は割れやすく、とても繊細なため特に注意を払って梱包しましょう。
使うものはダンボール、毛布、そしてプチプチなどの緩衝材です。
まずはテレビの液晶のサイズにカットしたダンボールを画面の正面から貼り付けます。
この際、ダンボールは2重にしておくと、いざという時に衝撃をより緩和することができます。
そして毛布を液晶部分全体を覆うように巻きつけ、テープで固定します。
最後に、毛布の上から緩衝材で画面部分と台座をそれぞれ包み込み、先ほどと同様テープでしっかりと固定してください。
なお、緩衝材は100均やホームセンター、通販などで簡単に購入することができます。
2.3.ダンボールに梱包する
液晶部分の保護が完了したら、最後にダンボールで梱包していきます。
購入時の箱が残っていればそれを再利用するのが理想ですが、なければサイズの合うダンボールを用意しましょう。
ダンボールに梱包する際も、破損の恐れがあるためテレビは決して寝かせず、立てた状態で入れるようにしてください。
ダンボールに入れられたら、「この面を上に」「液晶画面側 取り扱い注意」「壊れ物注意」など、箱に注意書きをしておきます。
箱に柄がある場合などは直接ダンボールに注意書きをすると目立たないため、白い紙などを貼り付け、その上に書き込むと良いでしょう。
3.テレビを処分する方法
古いテレビは引っ越しを機に処分したいという方も多いはず。
しかし、テレビは家電リサイクル法により粗大ごみとして廃棄することができないので注意が必要です。
無許可の不用品回収業者が低価格での引き取りを謳っている場合もありますが、不法のため決して利用しないようにしましょう。
粗大ごみとして処分ができないのであれば、どのように処分したらいいのでしょうか?
方法は2種類あります。
【新しいテレビと買い替える場合】
・新しいテレビを購入するお店で下取りを依頼しましょう。下取りの方法やルールは各ショップによって異なるため、確認が必要です。
【古いテレビの処分だけする場合】
・処分したいテレビを購入したお店で引き取りを依頼しましょう。引き取ってもらう際の方法やルールは各ショップによって異なるため、確認が必要です。
・処分したいテレビを購入したお店がわからないなど、お店での引き取りができない場合はお住いの市町村に処分の方法を確認し、指示に従いましょう。
・郵便局の貯金窓口で家電リサイクル券の記入とリサイクル料の振込をした上で、処分したいテレビを指定引取所に持ち込むこともできます。郵便局に行く際は必ずメーカーや画面サイズを前もって確認しておき、指定取引所には処分したいテレビと支払い済みの家電リサイクル券を合わせて持参するようにしましょう。
家電リサイクル法について詳しく知りたい方は、経済産業省のテレビなど家電4品目の処分方法を解説しているページを参考にしてみてください。
まとめ:テレビの引っ越しは慎重に!
今回はテレビの引っ越しの際の梱包方法と処分方法をご紹介しました。
梱包する際は細心の注意をはらい、しっかりと衝撃対策を行うようにしましょう。
また、運搬のみを業者に依頼する場合、壊れ物(テレビ)であること、どちらの面が上になり、液晶画面があるかがしっかりと伝わるように工夫することが大切です。
引っ越し先には持ち込まず処分をする場合も、法律で定められた処分方法をしっかりと確認し、ルールを守って行なうようにしてくださいね。