引っ越しで忘れがちな照明器具の梱包方法とその他の疑問点
2020.09.16 / コラム 引っ越し作業の中でついつい忘れてしまいがちなのが、照明器具の梱包。
新居に到着してから明かりがないことに気づくというケースも少なくありません。
しかし、照明の梱包といっても、天井などに取り付けられている場合は取り外すのも一苦労で困ってしまいますよね。
そこで今回は、そんな照明器具の引っ越しについて、そもそも梱包は自分でやるべきなの?という基本的な疑問から、その梱包方法まで詳しくご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
2.1.シーリングライトの場合
2.2.吊り下げタイプの場合
3.1.照明器具は置いていっても大丈夫?
3.2.照明器具の取り付けや取り外しは自分でやらないといけない?
まとめ:照明器具の梱包は忘れずに!
1.照明器具の梱包は自分でやるべき?
間接照明などの簡単に梱包できるものを除き、引っ越しの際の照明器具の梱包は基本的に業者が対応してくれます。
ただし業者やご利用のプランによっては有料となる場合もあるのでプラン内容はあらかじめ確認しておくようにしましょう。
また、もともと部屋に取り付けられていた照明はそのまま部屋に残しておかなければいけないため、梱包が必要な照明はどれか、はっきりと業者に伝えるようにしてください。
どれが自分で購入したものかわからなくなってしまったという場合は、引っ越し当日に焦らなくてもいいよう、事前に管理会社に確認をとっておくことをおすすめします。
2.照明器具の梱包方法
2.1.シーリングライトの場合
シーリングライトは天井に張り付くように取り付けられているライトのこと。
これを梱包する場合、まずは下記の手順に沿って照明を取り外します:
①照明カバーを回し、天井から取り外す②コネクタ(電源)を抜く
③ロックをはずし、本体部分を取り外す
④アダプターを取り外す
高所にある照明を一人で取り外すのは危険なため、必ず2人以上で行なうようにしてください。
取り外しが完了したら、箱に入れてしまう前に一度拭くなどしてホコリをきれいにしておくと、新居で気持ちよく使うことができます。
梱包の際は、照明を購入した時の箱を再利用するのが理想。
しかし、箱がない場合はサイズが合ったものを探すか、大き目の箱は切るなどして箱の中にあまり隙間があいてしまわないように気を付けてください。
それぞれのパーツをプチプチなどの緩衝材で包んだら、リモコンなどの付属品も合わせて同じ箱に入れておくと荷ほどきがスムーズになるのでおすすめです。
箱と照明の間にできた隙間には、破損を防ぐためにさらに緩衝材を詰め、中で照明が動かないようにしましょう。
2.2.吊り下げタイプの場合
吊り下げタイプの照明はシーリングライトと同様天井に設置されていますが、チェーンやコードなどで吊るされているのが特徴。
ペンダントライトとも呼ばれ、寝室などでよく見られるタイプのライトです。
このタイプの照明の取り外しは簡単で、天井につけられている「引掛シーリング(ローゼット)」、つまり電源部分からプラグを引き抜くだけ。
照明の傘部分が繊細な作りの場合や、重さがあって落下の恐れがある場合は、無理をせずに傘部分を先に取り外しておくと安心です。
電球はつけっぱなしで大丈夫ですが、こちらも梱包前にホコリを拭きとっておくことをおすすめします。
梱包は、購入した際の箱が残っていれば、それに詰め直します。
別の箱を代用する場合は緩衝材で包み、箱に詰めた後は、照明の間にも緩衝材を詰めるようにしましょう。
電球部分は割れてしまわないよう特に注意し、心配であれば、コードやプラグなどのパーツは箱の中で動かないようテープで貼り付けておくのも一つです。
ペンダントライトはデリケートなつくりのものが多いので、十分気を付けて梱包するようにしましょう。
3.照明器具の引っ越しに関するその他の疑問点
3.1.照明器具は置いていっても大丈夫?
照明付きの新居に引っ越す場合、旧居の照明器具は不要になってしまいますよね。
捨てるのはもったいないし、次の入居者のために、と置いていきたくなるかもしれませんが、引っ越しは「原状回復」が基本。
入居時に取り付けられていた照明を除いて、すべて新居に運び出すか、処分するようにしましょう。
3.2.照明器具の取り付けや取り外しは自分でやらないといけない?
梱包作業と同様、天井の照明の取り外しや、新居での取り付けは多くの業者が引き受けてくれます。
高所に取り付けられている照明器具は、無理をすると椅子から落下してしまって怪我をしてしまう恐れがあるのでプロの業者に依頼するのがおすすめです。
関西引越センターでは照明の取り付け・取り外しにも無料で対応しているのでぜひお気軽にご相談くださいね。
まとめ:照明器具の梱包は忘れずに!
そこにあるのがあたり前で、つい忘れてしまいがちな照明器具の梱包。
ほとんどの業者が梱包作業を引き受けてくれるとはいえ、依頼そのものを忘れてしまっては照明は旧居に取り残されたままになってしまいます。
新居に持っていく照明は忘れずに確認しておき、確実に業者に伝えるようにしましょう。
また、自分で梱包する際は、怪我をしてしまわないようくれぐれもお気を付けくださいね。