引っ越し後にテレビの配線は自分でできる?

2020.10.07 / コラム
色々な種類の電源ケーブル

引っ越しではもともと使っていたテレビを新居に持ち込むという方が多いのではないでしょうか。

しかし、その際直面するのが一度取り外してしまったケーブルの配線作業です。

テレビの配線と聞くと難しく思えてしまい、少しハードルが高いですよね。

もちろん業者に依頼することもできますが、自分でも簡単に行うことができます。

そこでこのページでは、テレビ配線の接続方法の簡単な解説や、その他のテレビの引っ越しに関する疑問点についてご紹介します。

1.テレビ配線の接続方法

1.1.引っ越し前の配線の準備

1.2.テレビの配線の手順

2.テレビの引っ越しに関するその他の疑問点や注意点

2.1.テレビの配線は業者に依頼できる?

2.2.引っ越し後にテレビが映らない場合はどうする?

2.3.テレビの梱包方法は?

まとめ:テレビの配線は準備が大切

1.テレビ配線の接続方法

引っ越しの際のテレビの配線は、引っ越し前からの下準備がカギとなります。

準備方法と配線方法について、簡単に解説します。

1.1.引っ越し前の配線の準備

新居で配線をしやすくするよう、引っ越しの前から下準備をしておきましょう。

方法は簡単で、養生テープやマスキングテープなど、はがしやすいテープに対になるよう番号を書き込みます。

あとはケーブルと、ケーブルが接続されている挿し込み口にそれぞれ同じ番号を貼り付けるだけ。

たったこれだけの手間で、引っ越し後の配線のしやすさが断然変わってくるので、ぜひお試しください。

1.2.テレビの配線の手順

テレビの配線の手順はたったの3ステップ。

①電源を接続する: 

眼鏡型の端子がついた電源ケーブルを接続します。

②アンテナケーブルを接続する:

地デジのみを視聴する場合 ⇒ アンテナケーブルを「地上デジタル入力端子」に差し込みます。
地デジとBS/CSチャンネルの両方を視聴する場合 ⇒ 分波器という機器を使い、ケーブルの端子を2つにします。
地デジ用の端子を地デジ用入力端子に、BS/CS用の端子をBS/CS用入力端子に挿し込みます。

③B-CASカードを接続する:

B-CASカードという赤色のカードを挿し込みます。
この際、カードの向きが正しいかどうかしっかりと確認しておきましょう。

以上の手順を踏めば、誰にでも簡単にテレビ配線ができてしまいます。

2.テレビの引っ越しに関するその他の疑問点や注意点

テレビの引っ越しに際してよくある疑問点や注意点についてまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

2.1.テレビの配線は業者に依頼できる?

テレビの配線は業者に依頼することができます。

依頼の多い案件のため、大手では配線に詳しいスタッフも配備されています。

しかし、配線についてはオプションとなるため、別途数千円程度のサービス料がかかってくる業者が多い様子。

自分で配線するのには不安がある、という方は見積もりの際に確認してみると良いでしょう。

2.2.引っ越し後にテレビが映らない場合はどうする?

テレビが映らない時の原因は4つ考えられます。

①電源やコンセントが接続できていない

基本的ですが、見落としがちなポイントです。
一見プラグが刺さっていても、延長コードの先が外れてしまっていたり、接触不良も考えられるので、主電源がつかない場合は特に再確認するようにしましょう。

②B-CASカードが抜け落ちてしまった

テレビを視聴するために必要なB-CASカードと呼ばれる赤いカードがあります。
これは引っ越しの際抜き取らずにそのまま運ぶことが多いため、もしかすると運送する途中で落ちてしまった場合が考えられます。
正しい位置にしっかり挿入されているかチェックしてみてください。

③アンテナ線の配線不良/アンテナの劣化や故障

アンテナ線が正しい接続端子に接続されているか、また端子の芯が折れてしまっていないか確認してみましょう。
もしもアンテナ線ではなく、アンテナそのものに問題がある場合は業者に修理を依頼しましょう。

④地域設定が旧居のまま

長距離の引っ越しをした場合は地デジの地域設定が旧居のままになっている場合があります。
テレビ画面からリモコンを使って簡単に設定変更ができるので、お使いのテレビの説明書に沿って設定を合わせましょう。

より詳しい内容については、『引っ越し後にテレビが映らない原因は?設定方法を解説』でご紹介しているので合わせてチェックしてみてくださいね。

2.3.テレビの梱包方法は?

テレビの梱包を始める前に、まずは下記の4点を準備しましょう。

①養生テープ
②ダンボール(液晶保護用、梱包用)
③毛布
④プチプチ

準備ができたら、下記の要領で緩衝と梱包を進めます。

①配線やケーブルを抜く
②液晶部分を保護する
③ダンボールに梱包する

“①配線やケーブルを抜く”の手順の際には、冒頭でもご紹介したように、ケーブルと対応する挿し込み口にそれぞれ同じ番号を書いた養生テープやマスキングテープを貼り付けておくと引っ越し後の配線がスムーズになるためおすすめです。

より詳しい梱包方法や注意点については『引っ越しの際のテレビの梱包方法と処分方法を紹介!』で詳しく解説しているので確認してみてくださいね。

まとめ:テレビの配線は準備が大切

今回は引っ越し後のテレビ配線についてご紹介しました。

自分でも意外と簡単にできてしまうテレビ配線ですが、スムーズに行うためにも事前準備がポイントになります。

少しの手間で配線作業がとっても楽になるので、ぜひ試してみてくださいね。