引っ越しで不要になった自転車の処分方法

2020.10.21 / コラム
玄関先に置かれた自転車

自転車は運搬に手間がかかるため、引っ越しを機に処分しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、引っ越しで不要になってしまった自転車の処分方法についてご紹介します。

自転車を放置したまま引っ越してしまうと不法投棄となってしまうため、必ず正しい方法で処分するようにしましょう。

1.処分の前に防犯登録を抹消しておく

2.自転車の処分方法

2.1.知り合いに譲る

2.2.フリマアプリに出品する

2.3.不用品回収業者に依頼する

2.4.リサイクルショップに売る

2.5.引っ越し業者に回収を依頼する

2.6.ゴミ処理場に持ち込む

2.7.粗大ごみとして捨てる

3.自転車の引っ越しに関するその他の疑問点や注意点

3.1.旧居に自転車を放置するのはやめよう

3.2.自転車のみの引っ越しも可能

3.3.自転車を新居に持っていくときは防犯登録を忘れないように

まとめ:自転車の処分は自分に合った方法で

1.処分の前に防犯登録を抹消しておく

自転車を処分する前に必ずしておかなければいけないのが、防犯登録の抹消です。

防犯登録とは登録された自転車の所有者を明らかにするためのもの。

自転車を所有する場合、登録は義務付けられているため、自転車の購入時にお店で手続きをしたという方も多いのではないでしょうか。

この防犯登録は、処分方法を問わず、自転車を手放す際に必ず抹消しておく必用があります。

そうしなければ、もしも手放した後の自転車が犯罪などに使われてしまった場合、巻き込まれてしまう可能性があります。

登録の抹消は、自転車を購入したお店で行なうことができます。

何らかの理由で購入したお店に行くことができないようであれば、「自転車防犯登録所」という看板のかけられた販売店ですることができます。

必要なものは「登録カード」「自転車本体」「身分証明書」の3点。

登録カードが見つからないという場合は自転車本体と身分証明書の2点でも手続きすることができます。

2.自転車の処分方法

それでは、具体的な自転車の処分方法をご紹介していきます。

2.1.知り合いに譲る

周りに自転車を必要としている知り合いがいるのであれば、譲ってしまうのも1つです。

処分費用がかからず、一番手っ取り早い方法と言えます。

引き渡しの前には、必ず防犯登録を抹消するようにしましょう。

2.2.フリマアプリに出品する

引っ越し日までに期間がある場合はフリマアプリに出品するという方法もおすすめです。

自分で価格を設定できるため、他の方法と比べてみても利益を高く出せる可能性があります。

ただし、この方法の場合は売れたときの梱包・発送は自分で行なわなければいけないため、手段をしっかり確認しておくようにしましょう。

2.3.不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼すれば、自宅まで不要な自転車を回収しに来てもらえます。

この際、必ず認可の降りている不用品回収業者を選ぶようにしてください。

誤って悪徳業者に自転車を引き渡してしまうと後から不当な料金を請求されたり、処分したはずの自転車を不法投棄されてしまう恐れがあります。

2.4.リサイクルショップに売る

人気メーカーの自転車などであればリサイクルショップで買い取りしてもらえる場合があります。

無料で査定を受け付けているショップもあるため、高価な自転車を処分する際は一度検討してみいてはいかがでしょうか。

売却の際に必要となる書類はショップによって異なるため、事前に確認しておくのがおすすめ。

また、持ち込む前に自分できれいに掃除しておくと、より高い値段で買い取ってもらえる可能性があります。

2.5.引っ越し業者に回収を依頼する

引越し業者によっては、不用品引き取りサービスを提供しているところがあります。

無料で回収してくれる場合もあるため、見積もりの際に確認してみましょう。

もしも使い古した自転車で、売却は考えていないという場合におすすめの方法です。

2.6.ゴミ処理場に持ち込む

自治体が指定するゴミ処理場まで自分で持ち込むという方法もあります。

持ち込み可能な曜日や手順、規定などについては各自治体のホームページでご確認ください。

2.7.粗大ごみとして捨てる

最後に、自治体の粗大ごみ回収に申し込むという方法があります。

申し込みから実際の回収まで日が開くことがあるため、希望の場合は早めに予約することをおすすめします。

回収日当日は、コンビニや郵便局などで購入しておいた粗大ごみ回収券を貼り付け、忘れずに指定の回収場所に持っていくようにしましょう。

3.自転車の引っ越しに関するその他の疑問点や注意点

引っ越しの際の自転車の取り扱いについて、その他の疑問点や注意点をご紹介します。

3.1.旧居に自転車を放置するのはやめよう

誰かが処分してくれるだろう、と旧居に自転車を放置していくことは絶対にやめましょう。

自転車を放置されてしまった側の大家さんや新しい住人は、その自転車が忘れものなのか不用品なのか判断することができません。

後から持ち主が引き取りにくることを考えて勝手に処分することもできないためとても困らせてしまいます。

トラブルを避けるためにも、自転車処分は引っ越し前に責任をもってするようにしましょう。

3.2.自転車のみの引っ越しも可能

新居に自転車を持っていきたいけれど運搬が難しい、という場合は業者は限られますが自転車のみの引っ越しを請け負っているところもあります。

もしくは、単身パックに自転車輸送を別途追加で依頼するということも可能です。

しかし、いずれの場合も輸送量だけで15,000円以上掛かることが多いため、ママチャリなどの場合は引っ越し先で新しいものを購入したほうが費用を抑えられる場合もあります

見積もりの際に業者とよく相談し、検討してみてください。

3.3.自転車を新居に持っていくときは防犯登録を忘れないように

自転車を処分せずに新居にもっていくという場合は、防犯登録の抹消に加え、引っ越し先での再登録が必要となります。

引っ越し先が県内の場合は、自転車を購入した販売店、もしくは旧居近くの「自転車防犯登録所」という看板がかかっている店舗で抹消・再登録の両方の手続きができます。

引っ越し先が県外の場合は、引っ越し前に防犯登録を抹消した後、引っ越し先近くの「自転車防犯登録所」で改めて再登録する必要があります。

自転車の防犯登録に関する詳しい紹介は、『引っ越しをしたら自転車の防犯登録が必要!手続き方法を解説!』をチェックしてみてください。

まとめ:自転車の処分は自分に合った方法で

今回は不要になった自転車の処分について解説しました。

繰り返しとなりますが、旧居に自転車を放置するのは絶対に避けてください。

自転車の処分方法は今回ご紹介した通りいくつかあるので、ご自身の状況に合った方法を見つけてくださいね。