違約金はかかる?2年契約の賃貸を途中で解約することになった時の確認点を解説!

2019.12.05 / コラム
賃貸マンション

賃貸の契約は2年間ごとに結ぶことが多いですよね。でも2年間そのまま住み続けて契約を満了することはそれほど多くはないのではないでしょうか。

2年間もあれば色々と事情が変わってしまうもの。社会人であれば転勤になることもあるし、学生だったらキャンパスが変わることもあるでしょう。その他にも部屋が気に入らなかったり、もっと便利なところにいい部屋が見つかったなんてこともあるはずです。

そんな時に気になるのは違約金の問題。

引っ越しをするならまたお金がかかるし、出来れば違約金なしで解約したいところ。

そこで今回は賃貸の途中解約に関する手続きそして違約金について解説します!

1.解約の手続き

解約する際にポイントになってくるのが、契約は満了しているのか、していないのかということのほかに、誰の都合で解約することになるのかということです。

契約満了時

契約満了時は基本的に契約更新をしなければ問題ありません。

この時に注意する点は更新が自動更新になっているかどうかということです。

契約が満了する数か月前になったら、管理会社から郵便などで通知が来るはずなので、必ずチェックしておきましょう。

借主の都合で退去するとき

転勤や他にいい家が見つかった等、借主の都合で引っ越す場合は事前に解約の予告をしておく必要があります。一般的には1か月前までに予告をしなければいけませんが、契約内容により異なるので引っ越しが決まったら早めに契約内容を確認しましょう。この通知が遅れてしまうとその分の家賃を払わなければいけなくなることがあります。

この場合の退去で注意しておきたいのは、できるだけ退去通知をメールやファックスなどの記録として残しておくということです。

貸主の都合で退去するとき

様々な理由で貸主から退去をお願いされることがあります。そのように貸主の都合で退去しなければいけない時は、6か月前までに通知しなければいけないということになっています。それは急に退去を求められても、借主は新居を探す等やらなければいけないことがあるためですこのように入居者を保護するルールもあるので安心してください。

2.途中解約は違約金がかかる?

途中解約で違約金がかかる場合は「短期解約違約金」という条項が契約書や重要事項説明書にある場合です。これがある場合は必ず違約金を支払わなければいけません。契約するときにしっかり確認しておきましょう。

違約金の相場は大体家賃の1か月分ということが多いですが、場合によっては家賃の3か月分を請求されることもあります。

まとめ

いかがでしたか?

今回は賃貸の途中解約の手続きやその際にかかる違約金について解説しました!

まず自身の都合で退去するという場合はできるだけ早く退去の通知をしておきましょう。

もし遅れてしまうと余計なお金がかかってしまいます。

そして賃貸を契約する際はしっかり契約内容を確認するというのも大事なことです。

1年以内に退去する可能性のある人は違約金に関する条項がない所を選ぶといいでしょう。

何も見ずに契約してしまったら違約金があっても言い逃れはできません。

スムーズに退去するためにもしっかり確認して前もって準備しておきましょう!