引っ越しをキャンセルしたらもらったダンボールはどうすればいい?
2020.11.09 / コラム 引っ越しの際のダンボールなどの梱包資材は、基本的に引越し業者から無料でもらうことができます。
しかし、もしもダンボールを受け取った後に別の業者に変えることになったり、引っ越し自体を中止することになった場合、それらをどうしたらいいか困ってしまいますよね。
この記事では、引っ越し業者との契約解除に伴うダンボールの返却について解説していきます。
3.3.相見積もりをとる
まとめ:引っ越しのキャンセルをしたらダンボールはしっかりと返却を
1.引っ越しキャンセル後のダンボールの取扱い
引っ越しをキャンセルした際、業者から受け取ったダンボールは買い取るか、業者に返却するというのが基本的な流れです。
残念ながら使用済のダンボールについては返却ができないため、買い取りが必用。
送料や引き取りに来てもらう場合の手数料はお客様負担となるのでご注意ください。
2.他の業者に変更した場合のダンボールの取扱い
引越し業者を変える場合、新しく契約した業者が代理でダンボールを返却してくれることがあります。
強引に契約させられてしまった場合などは特に、返却のための送料や引き取り手数料を支払うのには抵抗がありますよね。
実は、引っ越し業界では業者の乗り換えやダンボールの代理返却は意外によくあること。
新しく契約する業者が代わりに返却をしてくれるかどうか、念のため見積もりの際に相談してみましょう。
3.引っ越しのキャンセルでトラブルにならないために
受け取ってしまったダンボールの取り扱いについてご紹介しましたが、まずは引っ越しのキャンセルでトラブルが起こらないようにすることが大切です。
契約の前に、次の4点を確認しておきましょう。
3.1.契約確定の前に梱包資材は受け取らない
契約解除後のトラブルを防ぐためにも、契約確定前に段ボールなどの梱包資材は受け取らないようにしましょう。
そうすることで、キャンセル後の資材の買い取り・返送の手間や心配をなくすことができます。
見積もりの際にダンボールを渡そうとする業者もいるかもしれませんが、そこは心を鬼にし、しっかりと断るようにしましょう。
3.2.キャンセル時の取り決めについても確認しておく
契約を進める前に、キャンセルした場合のキャンセル料や梱包資材の取り扱いなどについて確認しておくのも大切です。
引越し業者の多くは国土交通省による「標準引越運送約款」を採用しているので、こちらも合わせて確認しておくと安心です。
3.3.相見積もりをとる
後からもっと良い条件の業者を見つけてしまった、なんてことになってしまわないよう、契約の前に相見積もりを取ることをおすすめします。
契約後のキャンセルは、お客様にとっても、業者にとってもメリットにはなりません。
事前にしっかりと業者選びを行い、トラブルを回避するようにしましょう。
3.4.キャンセル時はしっかりと理由を業者に伝える
キャンセルを決めた際はなるべく早く引越し業者に連絡し、キャンセル理由も伝えるようにしましょう。
正直な理由を言うのが理想ですが、もしも執拗な引き止めを受けそうなのであれば、「引っ越しそのものがキャンセルになってしまった」「会社紹介の業者を利用しなければいけなくなった」など断りやすい理由を伝えるのも1つの手です。
引越し業者はお客様の引っ越しがスムーズにいくよう、人材を揃え、段取りを整えています。
その場限りのことと思ってしまわず、キャンセル手続きはしっかりと行うようにしましょう。
まとめ:引っ越しのキャンセルをしたらダンボールはしっかりと返却を
以上、引っ越しのキャンセルに伴うダンボールの取り扱いなどについてご紹介しました。
引越し業者から受け取ったダンボールは買い取りか返却が基本です。
キャンセル後のトラブルを防ぐためにも、契約前にキャンセル時の取り決めは入念に確認しておくようにしてくださいね。