引っ越しの挨拶の際に知っておきたい最低限のマナーと手土産の選び方
2019.12.13 / コラム 大変だった引っ越しの作業がひと段落ついたら次にやらなければいけないのは近所の方への挨拶です。
せっかく引っ越してきたのに、近所の方との関係がうまくいかなかったら大変ですよね。
これから仲良くやっていくためには初めが肝心です。
でも引っ越しが初めてという人はどうやって挨拶をすればいいか分からないという人も多いのではないでしょうか?
近所といってもどこまで挨拶すればいいのか、何を持っていけばいいのか分かりませんよね。
そこで今回は引っ越し時における挨拶のマナーを解説していきます。
- いつ挨拶すればいいの?
- 誰に挨拶すればいいの?
- 手土産には何を持っていくべき?
1.いつ挨拶すればいいの?
引っ越しの挨拶はなるべく引っ越したその日のうちに済ませてしまいましょう。
引っ越しでうるさくしてしまったり、トラックが道をふさいだりとなにかと周りの住人には迷惑をかけています。
できるだけ早く挨拶にうかがって迷惑をかけてしまったこと、これからお付き合いさせていただくことを伝えに行きましょう。
また挨拶に行く時間としては10時から18時の間がベストです。
朝の時間は出勤などでバタバタしている可能性がありますし、18時以降だともう家族の時間なので迷惑になってしまいます。
引っ越しが18時を過ぎてしまったら、挨拶は翌日にするのが無難です。
2.誰に挨拶すればいいの?
次にどこまで挨拶をすればいいのかを一軒家の場合とアパートやマンションの場合に分けて解説していきます。
一軒家の場合
一軒家の場合は「向こう三軒両隣」という言葉がある通り両隣と、道をはさんで向こう側の家3軒は挨拶をするようにしましょう。
また家の裏側の三軒にも挨拶をしておくとよいでしょう。
アパートやマンションなどの場合
アパートやマンションなどの集合住宅の場合挨拶する範囲は比較的わかりやすいでしょう。
まず確実に挨拶しておいたほうがいいのは以下の通りです
・両隣の住人
・真上に住んでいる住人
・真下に住んでいる住人
両隣の人は顔を合わせる機会も多いと思います。
初めにお互いのことを認識していたほうがそれからの顔合わせもスムーズですし、新生活も安心できます。
真上に住んでいる人や真下に住んでいる人は、生活音などのもめ事が一番起こりやすい相手なので、初めにコミュニケーションを取っておくことでその後の関係をスムーズにできます。
また必須ではないですが同じ階の人はエレベーターなどで会うこともあるので挨拶をしておくに越したことはありません。
3.手土産には何を持っていくべき?
引越しの挨拶に持っていく手土産の料金相場は1000円前後です。
初対面の人にいきなり高価なものを渡されても気を使ってしまいますよね。
また渡すものは相手がもらって困らないもので、お菓子や日用品などがいいでしょう。
人によって好みが分かれるものや捨てにくいものは貰うと困ってしまいます。
また引っ越し前に住んでいた場所の特産品などは話題にもなりますしおススメです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は引っ越し時における挨拶のマナーを解説しました。
挨拶の時間帯としては10時から18時で行うと無難です。
挨拶の範囲は一軒家の場合は「両隣向こう三軒」が基本で、集合住宅の場合は両隣と真上の住人、真下の住人です。
持っていくものは1000円前後のお菓子が喜ばれます。
引っ越し後の関係を円滑にするためにも挨拶はしっかりしておきたいですね。