引っ越しのキャンセル料金はいつから発生する?
2020.11.09 / コラム 一度引っ越し業者と契約したものの、引っ越し自体が中止となったり、より良い条件の業者を見つけてしまい、契約を解除しなくてはならなくなることがあります。
そんな時に気になるのがキャンセル料金。
今回この記事では、引っ越しのキャンセル料の発生について詳しくご紹介していきます。
業者との契約を結ぶ前に、ぜひ確認してみてください。
2.2.梱包資材をもらっている場合
3.1.キャンセルの方法
3.2.天候の影響で延期になった場合は?
1.キャンセル料金の決まり方
引越し業者のほとんどは、国土交通省によって定められた「標準引越運送約款」を採用しています。
こちらの約款によると、キャンセル料は下記の通り決められています。
前々日 | 料金の20%以内 |
前日 | 料金の30%以内 |
当日 | 料金の50%以内 |
基本的には引っ越し日の3日前までにキャンセルをすれば、キャンセル料は発生しないということになります。
しかし、場合によってはキャンセル料とは別途支払いが発生することがあるので注意が必用です。
2.3日前にキャンセルしていても料金がかかる場合
「標準引越運送約款」では3日前までにキャンセルをすればキャンセル料が発生しない、ということでした。
下記では、例外としてキャンセル時に発生する可能性がある料金について解説しています。
2.1.オプションサービスを受けている場合
既にオプションサービスを受けている場合は、キャンセル料金とは別にサービス料を支払う必要があります。
引っ越しのプランには、エアコンや洗濯機の取り付け・取り外し、不用品の引き取りなどといったオプションサービスがあります。
引越し業者がそのサービスにすでに着手し始めている場合は、キャンセルを連絡した日が引っ越し日の3日以上前であってもサービス料が請求される場合があるのでご注意ください。
2.2.梱包資材をもらっている場合
ダンボールやガムテープなどの梱包資材をすでに受け取っている場合は、キャンセル料とは別途料金が発生してしまう可能性があります。
梱包資材は引越し業者を利用する場合にサービスの1つとして支給されるものですが、もしもその業者をキャンセルするとなった場合は梱包資材は返却または買い取りしなければいけません。
その際、郵送にかかる料金や引き取りにきてもらう際の手数料はお客様負担となる場合がほとんど。
ただし、他の引っ越し業者に依頼し直す場合は、新しく契約した業者が不要なダンボールを元の引っ越し業者に無料で送り返してくれることがあるため一度確認してみることをおすすめします。
3.引っ越しのキャンセルに関するその他の疑問点や注意点
引っ越しのキャンセルの方法や、悪天候によってやむを得ず引っ越しがキャンセルになった場合について解説していきます。
3.1.キャンセルの方法
引っ越しのキャンセルは、引越し業者の代表電話への連絡がおすすめ。
もちろん担当の営業マンへの電話連絡でも可能ですが、 代表電話の方がスムーズにキャンセルが受け付けられる可能性が高いためです。
その際、キャンセル理由はしっかりと伝えるようにしましょう。
3.2.天候の影響で延期になった場合は?
悪天候であっても、お客様から延期やキャンセルを希望される場合は 1.キャンセル料金の決まり方でご紹介した基準に則ってキャンセル料が発生します。
基本的に、雨や台風であっても、 引越し業者はよほどのことがない限りお客様のご予約を優先するため、引っ越しを延期・中止をお願いすることはありません。
そのため、もしも悪天候を避けたいようであれば天気予報を確認し、キャンセル料が発生する前に延期の依頼をするようにしましょう。
まとめ:引っ越しのキャンセル料は3日前までかからない
以上、引っ越しのキャンセルについてご紹介しました。
引っ越し代は決して安くはないためキャンセル料について不安になってしう方もいるかもしれませんが、キャンセル料は3日前まで発生しません。
うっかり連絡を忘れてしまわないよう、キャンセルが決まったら早めに連絡をするようにしましょう。