引っ越しのキャンセル方法と理由の伝え方
2020.11.11 / コラム 引っ越しをキャンセルしたいけれど、その方法や、理由をなんと言えばいいかがわからず困っているという方も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、見積もり前、見積もり後、本契約後のそれぞれのタイミングでのキャンセル方法と、キャンセル後に確認するべき2つのポイントについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
2.1.見積もりをキャンセルする場合
2.2.見積もり後にキャンセルする場合
3.1.ダンボールなどの梱包資材の返却
3.2.オプション料金などの確認
1.引っ越しはキャンセルできる?
引越し業者のほとんどは、国土交通省によって定められた「標準引越運送約款」を採用しており、この約款によると引っ越し日3日前までであれば無料でキャンセルをすることができます。
3日前を過ぎてからのキャンセル料は下記の通り。
前々日 | 料金の20%以内 |
前日 | 料金の30%以内 |
当日 | 料金の50%以内 |
しかし、既にエアコンの取り外しなどのオプションサービスを受けていたり、ダンボールなどの梱包資材を受け取っていた場合は3日以上前であってもは別途支払いが発生することがあるので注意が必用です。
2.引っ越しをキャンセルする方法と理由
それでは、引っ越しをキャンセルする場合は一体どうやって伝えればいいのでしょうか。
キャンセルをするタイミングに分けてご紹介していきます。
2.1.見積もりをキャンセルする場合
訪問見積もりの前にキャンセルを決めた場合は、電話やメールなどで業者が見積もりに来る前になるべく早くに連絡するようにしましょう。
例えば訪問見積もりを予約していたものの、予定の日の前に引っ越しが中止になった、もしくは業者との契約を決めてしまった、などの場合です。
そんな時は、契約の意志がなくなった時点ですぐに訪問見積もりキャンセルの連絡を入れましょう。
2.2.見積もり後にキャンセルする場合
複数の業者から訪問見積もりをしてもらったという場合、実際に依頼する業者以外はキャンセルをする必要があります。
キャンセルを決めた時点で電話、またはメールで伝えるのが理想ですが、もしも忙しく連絡する暇がないという場合は、業者から確認の連絡が来た際に伝えても良いでしょう。
訪問見積もり後、引越し業者はお客様の意志を確認するため何度か電話をかけます。
もしも別業者を利用する意志が固まっているのであれば、その電話は無視してしまわず、キャンセルすることをしっかりと伝えるようにしましょう。
2.3.引っ越し契約後にキャンセルする場合
本契約後にキャンセルしなくてはいけなくなった場合は、なるべく早く電話で連絡をするようにしましょう。
理由を尋ねられた際は正直に答えるのがベストです。
もしも引き止められるのを避けたい、という場合は、担当の営業マンではなく業者の代表電話に連絡するのも一つの手です。
そうすれば、スムーズにキャンセルが受理される可能性が高いです。
3.引っ越しのキャンセル後にやるべきこと
引っ越しをキャンセルすることが決まったら、次の2点について確認をしましょう。
3.1.ダンボールなどの梱包資材の返却
ダンボールやガムテープなどの梱包資材をすでに受け取っている場合、それらを返却または買い取りしなければいけません。
使用済みのものに関しては、全て買取となるため注意が必要です。
その際、郵送にかかる料金や引き取りにきてもらう際の手数料はお客様負担となる点も留意しておきましょう。
詳しくは、『引っ越しをキャンセルしたらもらったダンボールはどうすればいい?』を参考にしてみてください。
3.2.オプション料金などの確認
キャンセルの連絡をした際には、オプション料金のキャンセル料についても確認しましょう。
引っ越し日から3日以上前であっても、エアコンの取り外し・取り付けや不用品の回収などのオプションサービスを依頼していて、一部だけであっても既にサービスを受けている場合はその分の料金を支払う必要があります。
また、引越し業者へのキャンセル料金は発生しなくても、ピアノの運送など、引越し業者が別の業者に委託しなければいけない物があった場合、委託先の運送会社へのキャンセル料金が発生する可能性があるため注意しましょう。
まとめ:引っ越しをキャンセルするならなるべく早めに
引越し業者はお客様の引っ越し日に向けて準備を進めているため、キャンセルが決まった場合はなるべく早く連絡を入れるようにしましょう。
本契約後のキャンセルについては特に、オプションサービスの料金や梱包資材の返送などが気を付けなければいけない点があるため、契約前にキャンセルの規定について確認しておくことをおすすめします。