失敗しない引っ越し業者の選び方と相見積もりの方法を紹介!
2020.12.25 / コラム 引っ越しでは、自分に合った引っ越し業者を選ぶことがとても大切です。
そして、複数の業者から見積もりを出してもらう「相見積もり」は業者選びの判断材料を集める上で欠かすことができません。
この記事では、自分にぴったりの引越し業者を選ぶために確認するべきポイントと、相見積もり取る方法についてご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
1. 引っ越し業者の種類
2.1 引っ越しにかかる費用
2.2. 業者の対応の速さと質
2.3. プラン内容やオプションの豊富さ
2.4. 引っ越しの日程や時間帯
3.1 一括見積サービスを利用する
4.1. 引っ越し業者は複数比べてみるべき?
4.2. 相見積もりは何社ぐらいに依頼すべき?
まとめ: 引っ越し業者選びは総合的に判断しよう!
1. 引っ越し業者の種類
まず始めに、引越し業者には大きく分けて「大手の引っ越し業者」と「中小の引越し業者」の2種類があります。
大手と中小、それぞれの特徴については下記をご確認ください。
対応エリア | 料金 | サービス | スタッフ | |
大手引越し業者 | 全国 長距離に強い | 高額 値下げ交渉に応じてもらいにくい | 業者によって異なる | 研修をしっかり受けているため安心 |
中小引っ越し業者 | 地域密着 近・中距離に強い | 安価 値下げ交渉に対応してもらいやすい | 業者によって異なる | 同じスタッフが一連の行程を担当することが多いため安心 |
大手の引越し業者は全国に支店があるところが多く、広範囲での引っ越しに対応してもらえるというメリットがあります。
スタッフの研修がしっかりしていることや万が一の場合の補償が手厚いということで、安心感があるというのも魅力の1つでしょう。
一方で、中小の引越し業者を選ぶメリットは、なんといっても料金の安さ、柔軟性、そして行程によって担当スタッフが変わらないため認識に食い違いが起こりにくいという点です。
また、中小の引越し業者だからといって決して作業の質が低くなってしまうというわけではなく、経験を積んだプロのスタッフが責任を持って作業を行なうため大手の業者と変わらず安心して任せることができます。
補償についても、必要な補償がついているかどうか事前に問い合わせておくことで、不安を解消することができます。
それぞれの引っ越し業者の強み・弱みに注目し、自分にあった業者を選びましょう。
2. 引っ越し業者選びで見るべきポイント
それでは、引越し業者を実際に選ぶ際、いったいどのような点を比べると良いのでしょうか。
4つのポイントに分けて解説していきます。
2.1 引っ越しにかかる費用
まず第一に確認すべきなのが、費用が予算に収まるかどうかという点です。
あと少しで予算内に収まる、という場合は値下げ交渉をしてみましょう。
特に中小の引越し業者であれば、大手の業者に比べて料金面の相談にも柔軟に対応してもらえる可能性が高くなります。
しかし、価格が安いというだけで業者を決めてしまうのは時期尚早です。
以下でご紹介する点についても確認・比較するようにしましょう。
2.2. 業者の対応の速さと質
引越し業者の対応の速さやクオリティも、業者選びにおいて見ておくべきポイントの1つです。
対応の質については、返答メールの丁寧さや正確さなどから判断することができます。
問い合わせに対する回答が遅い、誤字脱字がある、質問に答えてもらえない、などといった業者はあまりおすすめすることができません。
メールや問い合わせフォームからではなく、電話で問い合わせれば、担当者の対応がしっかりしているかどうかを直接確認することができるためおすすめです。
引越し業者には大切な荷物を預けることになるため、信頼できるかどうか、というのはとても大切な判断材料になります。
自分自身のフィーリングや、口コミなども参考にしながら慎重に選びましょう。
2.3. プラン内容やオプションの豊富さ
サービスプランやオプションは、大手・中小に関わらず、引越し業者によって変わります。
業者に任せたい荷物の量や種類、移動距離、日時の候補などを事前に確認しておき、希望に合ったプランやオプションサービスのある業者を選ぶようにしましょう。
見積もりが出た後は、見積もりに含まれている内容や、どういった場合に追加料金がかかってくるかなどについても確認する必要があります。
例えば、ダンボールや養生テープなどの梱包資材が無料でもらえるかどうかは意外と大きな差となるので要チェックです。
2.4. 引っ越しの日程や時間帯
希望の引っ越しの日時に引っ越しができるかどうか、というのも引っ越しの業者選びにおいて大切な判断基準の1つです。
3月~4月の引っ越し繁忙期は予約が取りにくくなってしまうため、大手の業者以外にも様々な業者を当たってみるようにしましょう。
特に急な引越しや、日時に細かい指定がある場合は、大手の引越し業者よりも中小の業者の方が、柔軟に対応してくれる可能性が高くなります。
見積もりの際に相談してみることをおすすめします。
なお、時間指定はオプションサービスとして別途追加料金がかかる業者が多いため、値段についても必ず事前に確認しておくようにしましょう。
3. 引っ越しで相見積もりを取る方法
引越し業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりを取ることをおすすめします。
相見積もりをすることで、料金だけでなく、プラン内容などについても比較し検討することができます。
3.1 一括見積サービスを利用する
相見積もりは、一括見積サービスサイトを利用することでいくつもの業者からの見積もりを効率よくもらうことができます。
10社程度のサービスを一気に比較することができるため、業者選びの第一ステップとしておすすめの見積もり方法です。
しかし、一括見積サービスでは見積もりの依頼までしか進めることができないため、より正確な料金を知るためには改めて各引越し業者にコンタクトを取る必要があります。
また、見積もりを依頼した複数の業者から大量の連絡がくることが考えられるため、忙しく電話対応が難しいという方や急な引越しで時間がないという方、すぐにでも具体的な話に移りたいという方にはあまりおすすめできません。
その場合は、一括見積ではなくいくつかの業者に個別に見積もりを依頼を依頼するようにしましょう。
3.2 個別に訪問・電話見積もりを依頼する
早急に引っ越しを進めたい場合や、ある程度依頼したい引っ越し業者が絞れているという場合個別の訪問見積もりや電話見積もりで相見積もりを取るのがおすすめです。
訪問見積もりで実際に運んでほしい荷物の内容を確認してもらうことで、一括見積サービスを利用した場合よりも正確な見積もり料金を即日~2日程度で確認することができます。
また、実際に業者とやり取りをすることで、対応に不安がないか、安心して任せられそうか、という点も確認することができます。
訪問見積もりの詳しい方法については、「【引っ越し】訪問見積もりの準備と流れ、注意点を紹介!」を参考にしてみてください。
訪問ではなく電話で見積もりを依頼する場合は、荷物の個数やサイズ、搬入出経路、自転車の有無等を事前に確認しておくとスムーズです。
また、電話はケータイ電話から掛け、メジャーやメモ用紙も用意しておけば、確認の漏れがあった場合でもその場で応じることができるためおすすめです。
4. 引っ越し業者選びと見積もりに関するその他の疑問点
引越し業者選びと見積もりについて、よくある疑問についてお答えします。
4.1. 引っ越し業者は複数比べてみるべき?
引越し業者を選ぶ際は、複数の業者を比較することを強くおすすめします。
比較することでより自分に合った業者を見つけられることはもちろん、他の引っ越し業者から相見積もりをとっていることを業者に伝えれば、値引き交渉にも応じてもらいやすくなります。
同規模の業者の場合サービスや料金に大きな差が出ないことがあるため、大手の引越し業者だけでなく地域密着型の中小の業者にも幅広く目を向けて比較するのが自分に合った業者を見つけるためのコツです。
4.2. 相見積もりは何社ぐらいに依頼すべき?
相見積もりは、多すぎても少なすぎても情報を比較するのが難しくなってしまいます。
一括見積サービスを利用する場合は6社~10社程度に見積もり依頼をするのがおすすめです。
訪問見積もりや電話見積もりを行なう場合は、その中から希望にあった業者を3~4社に絞って見積もりを依頼するのがいいでしょう。
まとめ: 引っ越し業者選びは総合的に判断しよう!
今回は、引越し業者の選び方や相見積もりの取り方についてご紹介しました。
業者選びでは、業者の規模や料金だけでなく、自分に合ったサービス内容か、オプションは豊富かどうかなどについてもしっかりと注目するようにしましょう。
また、安心して荷物を任せられるか、という点も合わせて、依頼する業者は総合的に判断するようにしましょう。
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