引っ越しで必要になるバイクの住所変更手続きと必要書類
2020.04.13 / コラム バイクも引っ越しの際には住所変更の手続きが必要となります。
バイクは排気量によって、必要となる書類や必要な手続きが異なりますので気を付けましょう。
また125cc以上のバイクの手続きは役場で行うことができないので、早めに計画を立てて行うようにしましょう。
1.原付バイク(50~125cc)の住所変更手続き
まずは原付バイクの住所変更手続きを紹介します。
1.1.同一の市区町村内での引っ越し
同一の市区町村内での引っ越しの場合は、転居届が出された時に住所変更も行われるため手続きは必要ありません。
1.2.異なる市町村への引っ越し
異なる市区町村への引っ越しをする場合の原付の手続きは、基本的には旧住所での廃車手続きの後、新住所での登録手続きが必要になります。
旧住所で廃車した場合、新居まで原付に乗ることができなくなるので注意が必要です。
また新住所で廃車と登録の両方をすることもできますが、その場合は必要になるものも変わります。
・原付の廃車手続き
手続き場所 | 旧住所の役場 |
申請期限 | 自治体による |
手数料 | 自治体による |
必要書類 | 必要な書類は以下の4点が必要・本人確認書類・印鑑・ナンバープレート・標章交付証明書 |
代理申請 | 以上の書類に加え、委任状が必要になります。 |
手続きにかかる時間 | 自治体による |
・原付の登録手続き
手続き場所 | 新住所の役場 |
申請期限 | 自治体による |
手数料 | 自治体による |
必要書類 | 必要な書類は以下の3点が必要・本人確認書類・印鑑・廃車証明書 また廃車未処理の場合は加えて以下の2点が必要・ナンバープレート・標章交付証明書 |
代理申請 | 以上の書類に加え、委任状が必要になります。 |
手続きにかかる時間 | 自治体による |
2.軽二輪バイク(125~250cc)の住所変更手続き
軽二輪バイクの手続きは引っ越し先のみで必要です。
また手続きは役場ではなく陸運支局なので気を付けましょう。
手続き場所 | 新住所の管轄内の陸運支局 |
申請期限 | 引っ越し後15日以内 |
手数料 | 自治体による |
必要書類 | 必要な書類は以下の6点・発行から3か月以内の住民票・手数料納付書・申請書・自動車検査証・印鑑・自動車保管場所証明書 |
代理申請 | 以上の書類に加え、委任状が必要 |
手続きにかかる時間 | 自治体による |
3.小型二輪バイク(250㏄~)の住所変更手続き
小型二輪バイクも同様に新住所管轄の陸運支局で行います。
手続き場所 | 新住所の管轄内の陸運支局 |
申請期限 | 引っ越し後15日以内 |
手数料 | 登録手数料 350円ナンバープレート交付代 約2000円 |
必要書類 | 必要な書類は以下の6点です・発行から3か月以内の住民票・申請書(陸運局で購入)・軽自動車届出済証・有効期限内の自動車損害賠償責任保険証書・印鑑・ナンバープレート(管轄の陸運局が異なる場合) |
代理申請 | 以上の書類に加え、認印の押印された委任状が必要 |
手続きにかかる時間 | 自治体による |
4.代行業者に依頼することも可能
バイクの住所変更は代行業者に依頼することも可能です。
依頼する場合は7000円~2万円ほどの料金がかかりますが、同時に自賠責保険の住所変更やバイクの輸送なども同時にやってくれるところもあります。
引っ越しはなにかと時間をとられることも多いので、時間がないという人は検討してみることがおすすめです。
5.まとめ:バイクの住所変更手続きは引っ越しから15日以内
今回はバイクの住所変更手続きを紹介しました。
125㏄以上のバイクの手続きは役場ではできないため、住民票の移動などとは一緒にできません。
なので引っ越しが決まったらしっかりと予定を立てて、早めにやっておく必要があります。
自分でやるのが面倒だったら代行業者に頼むという方法もあります。
基本的には15日前後でやっておくことが目安なので、他の予定も見ながら決めましょう!