引っ越しで冷蔵庫の中身はどうやって運べばいい?
2020.06.27 / コラム 引っ越しの際に冷蔵庫の中身が残っていたら処分に困ってしまいますよね。
捨てるのがもったいなくても、冷蔵庫の中身をいれたままだったら業者は冷蔵庫を運んでくれません。
そこでこのページでは冷蔵庫の中身の処分方法と残ってしまった冷蔵庫の中身の運び方、冷蔵庫の引っ越しの際に知っておきたいその他の注意点を紹介していきます。
1.冷蔵庫の中身は入れたままではダメ
冷蔵庫の中身は基本的に引っ越し業者は運んでくれません。
なので冷蔵庫の中身の整理は2週間前から数日前にかけて、冷蔵庫の中身を消費できるように計画的に献立を考えていくのが大切になります。
基本的には生ものや肉、野菜等といったものから消費していくようにしていきましょう。
持っていっても大丈夫なものとしては冷凍食品や調味料などがありますが、これも冷蔵庫の中に入れっぱなしだと引っ越し業者は運んでくれません。
引っ越しの数日前からは食事はできるだけ外食やコンビニなどを利用し、新しい食材を買わないということを意識しましょう。
それでも残ってしまったという人は処分をするか今回紹介する方法で新居まで運びましょう。
2.冷蔵庫の中身を運ぶ方法
ここでは冷蔵庫の中身を運ぶ方法を2つ紹介します。
2.1.クール宅急便
冷蔵庫の中身を運ぶ方法として一番おすすめなのがクール宅急便を使う方法です。
数日間は保管もしてもらうことができ、冷蔵だけでなく冷凍にも対応しています。
お金はかかりますが、どうしても残ってしまったけれど捨てるのはもったいないという場合はこれを利用すれば問題ありません。
夏など気温が高い時期でも、自分で運ぶよりも中身が腐ってしまう心配はありません。
2.2.クーラーボックスや発泡スチロールの入れ物
自分で運びたいという人におすすめなのがクーラーボックスや発泡スチロールの入れ物です。
こちらの方法だと安く済ませることができる一方、長距離や真夏の時期の引っ越しの場合は中身が腐ってしまう可能性があります。
なので夏以外の時期、短距離の引っ越しの方におすすめの方法です。
この方法で冷蔵庫の中身を運ぶ場合は保冷材などの準備が必要になります。
3.冷蔵庫の引っ越しのその他の注意点
3.1.水抜きと霜取りも忘れずに
冷蔵庫の引っ越しの準備としてやっておかなければいけないことに水抜きと霜取りがあります。
「霜取り」の方法はまず、引っ越し前日の夜に冷蔵庫の電源を切ります。
そうすると、だんだんと冷蔵庫の中の霜が溶けてくるのでそれを拭き取れば完了です。
「水抜き」は蒸発皿に溜まった水をとることですが、蒸発皿というのは冷蔵庫の裏や後ろ側についていることが多いです。
自分やるのが難しいという場合は引っ越し業者の方にお願いしましょう。
また引っ越しの前は冷蔵庫の中身が空になっているので、この機会に掃除をしてしまうのもおすすめです。
3.2.引っ越し後すぐに電源はいれない
冷蔵庫は引っ越し後も注意しなければいけないことがあります。
それは電源をすぐに入れないことです。
これは冷蔵庫の機種にもよりますが、冷却の装置が液体のことが多いため、設置をしてからすぐには安定しません。
なので設置から1時間ほど待ってから電源を入れるようにしましょう。
まとめ:冷蔵庫の中身はできるだけ減らそう
今回は引っ越しの際に困ることの多い冷蔵庫の中身の処分方法と、残ってしまった分の運び方を解説しました。
冷蔵庫の中身を残してしまうと、それを運ぶのにお金がかかってしまうのでできるだけ計画的に減らしていくのが重要になります。
どうしても残ってしまったという人は今回紹介した「クール宅急便」か「クーラーボックス」のどちらかを利用して運びましょう。
それが無理な場合は処分してしまうしかありません。
冷蔵庫の引っ越しは他のものに比べて、準備しなければいけないことや気を付けなければいけないことが多いので前もって確認しておくのがおすすめです。