引っ越しの際の自力での冷蔵庫の運び方を紹介!
2020.07.03 / コラム 冷蔵庫だけの引っ越しの際、業者に頼むとお金がかかるから自分で運べないかと考えている人は多いのではないでしょうか?
結論から言うと冷蔵庫を自力で運ぶことは可能ですが、それには当然デメリットもあります。
このページでは冷蔵庫を自力で運ぶ際のメリットとデメリット、そして運ぶ際のコツを紹介していきます。
1.冷蔵庫を自力で運ぶメリットとデメリットは?
冷蔵庫は自力でも運ぶことは可能ですが、しっかりとメリットとデメリットを理解しておくことは大切です。
メリットはやはり安く運べるという点です。
必要となるのはほとんどがバンや軽トラックを借りる費用のみとなります。
一方でデメリットとしては、新居や家具を傷つけてしまう可能性があるという点があげられます。
引っ越し業者に頼めば、養生などもしっかりとしてくれるので新居に傷がつく可能性は非常に少なくなります。
2.冷蔵庫の運ぶときのコツ
2.1.毛布などでくるむ
冷蔵庫はかなり重いので、壁や家具にぶつけてしまうと傷つけてしまう可能性があります。
なので冷蔵庫を運ぶ際は必ず毛布などの緩衝材で包むようにしましょう。
またその際に毛布と冷蔵庫がずれてすべらないようにしっかりと固定しておくということも大事になってきます。
2.2.縦にして運ぶ
冷蔵庫の冷却装置というのは液体でできていいます。
なので冷蔵庫を横にしてしまうとその液体が漏れて故障の原因になってしまいます。
トラックに積み込むときや階段を登るときなどはできるだけ冷蔵庫を傾けないように気を付けましょう。
2.3.階段では下に負担がかかる
階段で冷蔵庫を運ぶ際には冷蔵庫の構造上、下の方の人にかなり負担がかかってしまいます。
なので休憩をはさみながらゆっくりと運びましょう。
また階段を通る際には冷蔵庫を傾けることになるので、ドアの側を上にして運ぶと安全に運ぶことができます。
2.4.用意しておくと便利なもの
冷蔵庫の引っ越しの際に用意しておくと便利なものには以下のようなものがあります。
・毛布
・台車
・ダンボール
・テープ
毛布とダンボールは旧居から新居へ冷蔵庫を運ぶ際に必要になります。
台車は階段を登れるタイプのものもあるので、階段を運ばなくてはいけないという場合はあると便利です。
ダンボールとテープは旧居と新居で養生をするために必要になります。
3.冷蔵庫の引っ越しのその他の注意点
3.1.前日は水抜きと霜取りを忘れずに
冷蔵庫の引っ越しで忘れてはいけないのが水抜きと霜取りになります。冷蔵庫の引っ越しの準備はまず2週間ほど前から冷蔵庫の中の食料を計画的に減らしていくところから始まります。
中身をなくしたら、前日に冷蔵庫の電源をぬきます。
そうすると霜が溶けてくるのでそれを拭き取り、蒸発皿の水も忘れずに捨てましょう。
3.2.引っ越し後はすぐに電源を入れないようにしよう
もう一つの注意点は引っ越し後にすぐ電源を入れないことです。
冷蔵庫の冷却装置は液体のため、引っ越し後安定するのにしばらく時間が必要になります。
なので引っ越し後1時間ほどは電源を入れないように注意しましょう。
3.3.冷蔵庫のサイズと搬入経路を前もって確認しておく
冷蔵庫の引っ越しで一番多いミスが新居に入らなかったということです。
冷蔵庫を置く場所のスペースと冷蔵庫のサイズを前もって測っておくというのは当然のことですが、それだけでなく搬入経路も確認しておく必要があります。
冷蔵庫を入れる部屋のドアや玄関、エレベーターの扉にも入るかを確認しておきましょう。
ここを通らなかった場合は引っ越し業者に頼んでクレーンでのつり上げを頼むしかありません。
4.自分で運ばない場合は
ここまで自分で冷蔵庫を運ぶ方法を紹介してきましたが、安全面でも不安が残りますし自分で運ぶのは大変ですよね。
そこで自分で運ばない場合の選択肢を紹介します。
まずはおすすめしたいのは引っ越し業者です。
同地域内だと1万円~2万円ほどしますが、しっかりと複数見積もりをとって値段の交渉をすればそれよりも安くすることは可能です。
他にも赤帽やヤマトのらくらく家財宅急便などを利用する手もあります。
また寿命の近い冷蔵庫の場合は買い替えてしまった方が安く済む場合もあります。
まとめ:冷蔵庫の引っ越しは業者に頼むのがおすすめ
今回は冷蔵庫を自力で運ぶ方法を紹介しました。
やはり冷蔵庫は自力で運ぶと安く済みますが、やはり安全面などには不安が残ってしまいます。
さらに費用面でもレンタカーを借りるとなるとお金が必要になりますが、引っ越し業者などに頼んでも1万円前後で運んでくれます。
レンタカーを借りるよりは高くなりますが、自分で運ぶ苦労やリスクを考えたら業者に頼むのがおすすめです。
なので今回この記事を見てやっぱり自分で運ぶのは不安だと思った人は、一度引っ越し業者に見積もりをとってみましょう。