素人でもできる引っ越しの際の洗濯機の取り外し方と設置方法を紹介!水漏れにだけは気を付けよう
2020.07.03 / コラム 引っ越しの際の洗濯機の準備には水抜きなどがありますが、その他にも取り外しなどの作業も必要になります。
さらに引っ越した後には新居に洗濯機の設置もする必要があります。
引っ越しの際、洗濯機の取り外しと設置を業者に頼むと別に費用がかかるって知ってましたか?
普段は意識していないかもしれませんが、洗濯機の取り外しと設置は意外と難しくパイプの取り外しなどの作業をしなければいけません。
そこでこのページでは洗濯機の取り外しと設置を自分で行う際の流れや注意点を紹介していきます。
1.洗濯機の取り外しと設置にかかる費用は?
洗濯機の取り外しと設置にかかる費用は共に3000円前後です。
取り外しよりも設置の方が費用が高いということが多く、これは設置には「水漏れ」というリスクがあるからです。
取り付け作業の後に水漏れを起こしてしまうと、賃貸の管理者に修繕費用など高額の賠償を支払わなければいけなくなります。
また一般の洗濯機ではなく、ドラム式洗濯機の場合は取り外しと設置にそれぞれ5000円~1万円程かかります。
2.洗濯機の取り外しの流れ
取り外しの流れは水抜きの流れとほとんど同じになります。
2.1.まずは水抜きをしよう
洗濯機の取り外しの前に水抜きをする必要があります。
水抜きをした後は洗濯ができなくなってしまうので、必要な洗濯が終わった引っ越し前日野夜にやるのがおすすめです。
水抜きの手順としてはまず給水ホースの水抜き、そしてドラム式洗濯機の場合は糸くずフィルターの水抜き、そして排水ホースの水抜きという手順で進めていきます。
2.2.給水ホース・排水ホース・アース線を抜く
水抜きが終わったら給水ホース、排水ホース、アース線を抜いていきます。
これらを外していく際にドライバーや、洗面器、タオルなどが必要になるので前もって準備をしておきましょう。
全て取り外しが終わったらこれらを新居に持っていくことを忘れないように袋などにまとめておくのがおすすめです。
3.洗濯機の設置の流れ
3.1.アース線の取り付け
アース線というのは取り付けをしなくても洗濯機を回すことができますが、感電を防ぐためには取り付けておく必要があります。
コンセントの近くにあるアース線のカバーのネジを緩めます。
そしてアース線をネジに絡ませて、ネジを閉めたら取り付けは完了です。
この作業の際にはコンセントを差し込んだまま作業を行わないということに注意しましょう。
3.2.排水ホースの取り付け
次に排水ホースの取り付けですが、この作業はしっかりとやっておかないと水漏れの原因となり最悪の場合には高額の賠償金を支払わなくてはいけなくなるので注意が必要です。
排水ホースの取り付けではまず、排水ホースと洗濯機を繋ぎます。
そしてその後排水ホースと排水エルボを繋いだうえで、排水溝に取り付けます。
3.3.給水ホースの取り付け
最後に給水ホースの取り付けを行いましょう。
まずは給水ホースと蛇口を繋ぎますが、この時蛇口がワンタッチ水栓でない場合は「ニップル」という部品が必要になります。
これが完了したら反対側を洗濯機と繋いで取り付けの作業は完了となります。
4.洗濯機の取り外しと設置の注意点
4.1.洗濯機を設置するサイズはあっているか
洗濯機や冷蔵庫の引っ越しでありがちなのが、洗濯機のサイズが大きくて新居に入らないということです。
引っ越し当日に入らないということに気付いた場合は、洗濯機を入れるのでは別の日になってしまう可能性が高いです。
なので新居が決まったタイミングで必ず、洗濯機の設置スペースの大きさはもちろん、入り口のドアやエレベーターのドアなどの搬入経路の広さも確認しておきましょう。
4.2.付属品をなくしていないか
洗濯機の取り外しの際の給水ホース、排水ホース、アース線、そしてその作業の際に出てきたネジなどは必ず外した際にまとめておきましょう。
新居で取り付けている際に、1つでも部品がなかったら水漏れなど故障の原因となってしまいます。
4.3.水漏れをしていないか
最初にも説明したように洗濯機の設置で一番気を付けるべきは水漏れをしていないかです。
賃貸などの集合住宅で水漏れを起こしてしまった場合、高額の賠償金を支払わなければいけない可能性があります。
まとめ:洗濯機の取り外しと設置は業者に頼むと安心
今回は洗濯機の取り外しと設置の方法について紹介しました。
洗濯機の取り外しと設置は意外と費用がかかるので、自分でできたら引っ越しの費用を節約することができます。
しかし、特に設置に関してはやはり水漏れをしてしまう心配があります。
今回紹介したように集合住宅で水漏れをしてしまうと、高額の賠償を支払わなくてはいけません。
それが不安な人は少しプラスでお金を払ってでも引っ越し業者に頼むのをおすすめします。