引っ越しの際に洗濯機を自力で運ぶ方法を紹介!
2020.07.03 / コラム 引っ越しを業者に頼まずに自力で行おうと考えている人も多いと思います。
その時に気になるのが洗濯機や冷蔵庫などの大型の家電も自分で運べるのかということですよね。
軽トラックなどを借りて自分で運ぶことができれば、引っ越しの費用をかなり節約することができます。
洗濯機を運ぶ方法はしっかりと確認しておかなければ、結局業者に運んでもらったほうが安いということにもなりかねません。
そこでこのページでは、引っ越しの際に洗濯機を自力で運ぶ方法を紹介します。
1.洗濯機を運ぶ前の準備
1.1.前日の水抜きは必須
洗濯機の引っ越しをする際に必ず必要となってくるのは前日の水抜き作業です。
この作業を行っておかないと引っ越しの際に洗濯機から残っていた水がこぼれてきて、けがの原因にもなりかねません。
水抜きの手順としては給水ホースの水抜き、糸くずフィルターの水抜き、排水ホースの水抜きの順番になります。
引っ越し業者に頼むとお金がかかってしまいますが、この作業は特に難しいということもなく30分ほどで終わるので、自分でやってしまうのがおすすめです。
洗濯機の水抜きに関しては「洗濯機の引っ越しの準備・水抜きの方法を紹介!その他の注意点もあり!」を参考にしてください。
1.2.コード類の取り外しと整理
水抜き作業が終わったら給水ホース、排水ホース、アース線を取り外します。
給水ホースを取り外す際には、ネジなども外す必要がある場合もあります。
旧居から新居への移動の際はこのような付属品なども必ず持っていきましょう。
これらがないと洗濯機の故障の原因にもなります。
洗濯機の取り外しが終わったらまとめて袋に入れておくのがおすすめです。
2.洗濯機を運ぶ際のコツと注意点
2.1.洗濯機設置場所をチェックしておく
洗濯機の引っ越しの際は、実際に洗濯機を運ぶ前に洗濯機のサイズと洗濯機の設置場所の大きさを前もって確認しておくということが必須になります。
この時に洗濯機が入ることだけでなく、排水溝の位置や蛇口の高さも洗濯機を設置するうえで大切なポイントになるので確認を忘れないようにしましょう。
また洗濯機の設置場所だけでなく、搬入経路を確認しておくことも重要です。
具体的には洗面所の入り口、玄関の扉、エレベーターなどです。
当日になって洗濯機が入らないということはよくあることなので前もって確認しておくことが特に重要です。
2.2.蛇口をチェック
給水用の蛇口というのは様々な種類があります。
基本的には横水栓と分岐水栓という二つの種類に分けられますが、この旧水栓の種類が旧居と新居で異なっていたら別に部品が必要になります。
引越し後すぐに洗濯をする必要があるという場合は、前もって確認しておきましょう。
2.3.養生をしておこう
洗濯機を自力で運ぶ際に一番やってしまいがちな失敗が、新居や旧居に傷をつけてしまうことです。
引っ越し業者に頼めばしっかりと養生をしてくれるので、心配ありませんが自分で引っ越しをするとなると養生も自分でやらないといけません。
洗濯機の通る通路の壁や、玄関、階段などにもしっかりと毛布等で対策をしておきましょう。
2.4.縦向きで運ぶ
洗濯機は基本的には倒れないようにさえ注意しておけば簡単には壊れませんが、ドラム式洗濯機の場合は少し注意が必要です。
普通の洗濯機と異なりドラム式洗濯機は揺れに弱い構造になっています。
なのでまず横にしないということを気を付けて運びましょう。
またどドラム式洗濯機には輸送用の固定ネジというものがついているので、それをしっかり閉めるということも忘れないようにしましょう。
2.5.水漏れをしていないかを確認
最後に絶対に確認しておきたいのが水漏れをしていないかどうかです。
洗濯機の設置をした後に、集合住宅などで水漏れが起こっていまった場合、高額の賠償につながってしまう可能性もあります。
なのでしっかりと排水ホースが設置できているかを確認したうえで、一度洗濯機を回して見ることをおすすめします。
まとめ:洗濯機の引っ越しを自分でやる場合は細心の注意をしよう
今回は洗濯機の自力での引っ越しの方法を解説しました。
洗濯機の引っ越しはそこまで難しいということはありませんが、しっかりと注意をしておかないと新居を傷つけたり、水漏れを起こしてしまう可能性があります。
そのようなことになってしまうと、せっかく自分で引っ越しをして節約をしようとしても余計にお金がかかってしまいます。
なのでそれが怖いという人は引っ越し業者に頼むというのを検討してみるのもおすすめです。
一度見積もりをとってみると意外と安いということがあるかもしれません。