引っ越しの際の洗濯機と冷蔵庫の買い替えの目安と処分方法
2020.07.09 / コラム 引っ越しの際に洗濯機や冷蔵庫を買い替えるか考えている人も多いと思います。
新居に洗濯機や冷蔵庫を持っていくより新しいものに買い替えたほうが安いのではないか、どのぐらいが買い替えの目安なのかというような疑問にこのページでは答えていきます。
さらに、冷蔵庫や洗濯機を処分するということになった場合の処分方法も紹介していきます。
1.引っ越しの際の洗濯機と冷蔵庫の買い替えのポイント
洗濯機と冷蔵庫を買い替えるときのポイントを紹介します。
1.1.引っ越し料金より買い替え料金が安い場合
まずは引っ越しの料金より買い替えの料金が安い場合は買い替えたほうがいいでしょう。
この時のポイントとしては引っ越し業者に冷蔵庫を運んだ場合と冷蔵庫を運ばない場合のどちらも見積もりをとってもらうことです。
引っ越し料金高い繁忙期や荷物の少ない単身の引っ越しの場合などは買い替えたほうが安くなる可能性は高いです。
1.2.故障などがある場合
また故障をしている場合も、引っ越しと同時に買い替えるのがおすすめです。
冷蔵庫の故障としてあげられるのが、水漏れや冷却機能の低下です。
洗濯機の場合はガタガタと変な音がするという場合は処分するのがおすすめです。
1.3.耐用年数が迫っている場合
一番多いパターンは耐用年数が迫っている場合です。
冷蔵庫の耐用年数は一般的に8年から9年といわれていて、修理保証もだいたいこのぐらいのことが多いです。
一方で洗濯機の耐用年数は使用している回数にもよりますが、一般的には6~7年程といわれています。
1.4.新しい機能付きの洗濯機や冷蔵庫がある場合
新しい機能のついた洗濯機や冷蔵庫がある場合は、電気代がお得になる可能性があります。
特に冷蔵庫は使用する電気がかなり大きいので、古いものから新しいものに変えただけで年間1万円以上の節約になることもあります。
2.洗濯機と冷蔵庫の処分方法
洗濯機と冷蔵庫は家電リサイクル法という法律の対象になっているため、普通の大型ごみのように処分することができません。
2.1.家電リサイクル法に基づき処分
まず家電リサイクル法について紹介します。
家電リサイクル法というのはテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機を対象としたもので、これらの処分の方法が規定されています。
家電リサイクル法に基づいて処分する場合は以下の方法があります
家電量販店に処分してもらう
この家電量販店は新しい冷蔵庫か洗濯機を購入したお店か、元のものを購入したお店でしか取り扱っていないので注意しましょう。
指定の引き取り先に持ち込む
この方法ではリサイクル券を購入し、自治体の指定する引き取り先に持ち込むことになります。
しかし、冷蔵庫や洗濯機は持ち込むのが難しいので、その場合は回収に来て貰うことも可能です。
2.2.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼するという方法もあります。
この方法だったら家にいるだけで指定の時間に取りに来てくれるので、時間のない引っ越しの時期にはありがたいですよね。
2.3.リサイクルショップに持ち込む
もう一つの方法はリサイクルショップに持ち込むという方法です。
年式の新しいものやきれいな状態のものはしっかりと値段がつきます。
リサイクルショップに持ち込むのが大変だという人は、出張買取をしている業者を探しましょう。
2.4.オークションサイトに出品する
オークションサイトに出品するというのも一つの方法です。
お金をかけずに処分できる可能性がある一方で、デメリットとしてはいつ処分できるかわからないということがあります。
状態のいいものだったり、引っ越しのシーズンだったら引き取り手も多いのでこの方法がおすすめです。
2.5.引っ越し業者に依頼する
引っ越し業者に依頼するのも、一つの方法です。
業者によっては受け付けていないところもありますが、不用品の回収や処分をやっている業者もあります。
この方法のメリットは引っ越しと一括でやってもらえるので、面倒な手続きが必要なくなる点です。
3.冷蔵庫と洗濯機の処分・買い替えのその他の注意点
3.1.冷蔵庫を買い替えるのは引っ越し前か後か
まず引っ越し前に買い替える場合は引っ越し業者に作業を頼める一方で、新しい冷蔵庫に傷がついてしまう可能性があります。
次に引っ越し後に買い替える場合は新品の冷蔵庫が傷つき心配がない一方で、古い冷蔵庫を自分で処分する必要があります。
一番いいのは引っ越し前に冷蔵庫を処分して貰って、新居に新しい冷蔵庫を持ってきてもらうという方法です。
3.2.冷蔵庫・洗濯機のサイズ
新しい冷蔵庫や洗濯機を購入する際は新居の設置スペースに入るサイズなのかを必ず確認しておきましょう。
冷蔵庫の場合はドアを開くスペースも確保する必要があります。
洗濯機の場合は蛇口との距離や種類も考えておきましょう。
これらに加えて搬入経路も確認しておく必要があります。
玄関の扉やエレベーターなど家の中に入れられるかを確認しておかないと、あとから別料金で吊り上げ搬入をしないといけなくなります。
まとめ:冷蔵庫と洗濯機の買い替えなら引っ越しの時がチャンス
今回は洗濯機と冷蔵庫の買い替えの目安と処分の方法を解説しました。
買い替えの目安としては、故障や料金が安い場合はもちろんですが、やはり耐用年数が大きなポイントになります。
また処分する場合には、家電リサイクル法があることに気を付けて、ルールに従って処分するようにしましょう。
冷蔵庫や洗濯機はなかなか買い替える機会がないですが、引っ越しの際はいい機会になるので検討してみるのがおすすめです。