引っ越しの際のガスの解約・開栓手続きを紹介!立ち合いは必要
2020.08.19 / コラム
初めて引っ越しをする方にとって、ガスの閉栓・開栓手続きはわからないことだらけ。
荷造りやその他の引っ越し手続きが忙しく、後回しにしているうちにガス会社への連絡をすっかり忘れてしまっていた、という方も少なくないのではないでしょうか。
今回はそんな引っ越しにおけるガスの使用停止・開始手続きについて、いったいどれくらい前から何をすればいいのか、という基本的なハウツー情報から、忘れてしまっていた場合の対処法など、一般的な疑問に対する回答をそれぞれご紹介していきます。
3.1. ガスを解約し忘れたらどうすればいい?
3.3. ガスの開栓は当日でも大丈夫?
3.4. ガスの開栓の時にはガスコンロは必要?
まとめ:ガスの手続きは立ち合いが必要!
1. 旧居のガス解約の手続き方法
旧居のガスの解約は、引っ越しの2週間前から遅くとも2,3日前には申し込むようにしましょう。
その際、下の表にある7つの情報が必要となるため、あらかじめ確認しておくとスムーズです。
申し込みの方法は、インターネット、または電話の2種類。
申し込みをすると、後日ガス会社の担当者がガスメーターを確認しに自宅を訪問します。
そのため、メーターが屋外にあり外から自由に確認できる場合は立会い不要ですが、オートロック式の建物内など、誰かが内側から開錠しなければいけない場合は立会いが必要となります。
立会いの要不要は申し込みの前に確認しておくようにしましょう。
3月〜4月頃の引っ越しシーズンはガスの解約も混み合うため、立会いが必要な場合は特に、あらかじめスケジュールを調整して余裕をもって手続きを進めると安心です。
なお、最終月のガス代の精算は基本的に日割り計算となり、これまでと同じ支払い方法の他、転居先への請求書送付や、停止作業に立ち会う際の現金払いも可能です。
申し込みの際、ご自身の都合にあった精算方法を選択しましょう。
申し込むタイミング | 3日〜2週間前 |
申し込み方法 | インターネット、電話 |
必要な情報 | ①契約者氏名 ②現住所(引っ越し前) ③お客様番号(検針票などに記載) ④日中に連絡がつく電話番号 ⑤利用停止希望日 ⑥引っ越し予定日 ⑦転居先住所・電話番号 |
立ち合い | 場合による |
精算方法 | これまで通りの支払い方法、転居先への請求書送付、現地精算 |
2. 新居のガス開栓の手続き方法
新居でのガスの利用開始についても、インターネット、または電話にて、入居の1、2週間前には申し込んでおくようにしましょう。
閉栓作業とは違い、開栓作業は使用者本人、もしくは代理人による立会いが必須です。
引っ越し繁忙期には予約が殺到するため、入居後すぐに開栓をしてガスが使えるよう、早めの申し込みがおすすめ。
申し込み時に必要な8つの情報は下の表にまとめてあるので参考にしてください。
申し込むタイミング | 1〜2週間前 |
申し込み方法 | インターネット、電話 |
必要な情報 | ①契約者・申込者氏名 ②転居先住所・電話番号 ③転居先の建物の種類(一戸建て・マンションなど) ④開栓希望日 ⑤訪問希望時間帯 ⑥日中に連絡がつく電話番号 ⑦開栓作業の立会い者氏名 ⑧支払い方法 |
立ち合い | 必須 |
3. ガスの解約・開栓の際のその他の疑問点と注意点
3.1. ガスを解約し忘れたらどうすればいい?
ガスの閉栓手続きを忘れてしまっていた場合、ガス代が引っ越し後も前住所へ請求され続けてしまいます。
立会い不要の場合は電話一本で解約することができるので、解約のし忘れに気づいたらすぐに契約していたガス会社に連絡してください。
立会いが必要な場合についても、まずはガス会社に電話で問い合わせるようにしましょう。
3.2. ガスの開栓に間に合わない場合はどうすればいい?
上記でもご案内した通り、ガスの利用を開始するには立会いの元での開栓作業が必須。
この作業が完了しなければ、あいにくガスを使うことができません。
しかし、立会いは、契約者本人でなくてもご家族や物件の管理人など、代理人に頼むことができるので、ご自身が転居日に立ち会うことができない場合、どなたかに代理で開栓に立ち会ってもらうことで当日からガスを利用できるようになります。
もしも開栓の予約そのものを忘れてしまっていた、という場合は、すぐにガス会社に連絡しましょう。
なお、急ぎの場合は、インターネットよりも電話の連絡がおすすめです。
3.3. ガスの開栓は当日でも大丈夫?
予約状況や連絡のタイミングによっては、申し込みの当日に開栓作業にきてもらえる場合もあります。
しかし、必ずしも当日に予約枠が開いているとは限らないので、入居日が決まっているのであれば、1〜2週間前にはガス会社に連絡しておくのがベスト。
申し込みを忘れてしまっていた場合や、ギリギリまで予定がわからない場合は、遅くとも当日の午前中、なるべく早い時間に電話でガス会社に連絡しましょう。
3.4. ガスの開栓の時にはガスコンロは必要?
開栓の作業では、ガスが問題なく通っているかどうか、ガスコンロなどを使って実際に確認する必要があります。
そのため、開栓作業の前には使用する予定のガス機器を事前に準備しておくようにしましょう。
まとめ:ガスの手続きは立ち合いが必要!
今回は、引っ越しに伴うガスの解約・開栓手続きについて、よくある疑問とともに解説していきました。
引っ越し作業後、新居での暮らしを快適にスタートさせるためにも、旧居関連の手続きは引っ越しまでに完了させ、ガスや水道などのライフラインは入居当日中には整えておきたいもの。
このコラムで紹介したガスの手続きに関する情報を参考にしつつ、余裕をもった引っ越しスケジュールを立てみてくださいね。
また、もしも解約や開栓の申し込みを忘れてしまっていた場合も、慌てず、まずはガス会社に電話で連絡し、ひとつひとつ手続きを完了していきましょう。