引っ越し時の鍵の受け取りはいつ？どこで受け取るかなどの疑問点も解説

2020.09.02 / コラム

賃貸を借りる時に確認しておきたいのが、鍵の受け渡しについて。

引っ越しのプランを立てるためにも、いったいいつ、どこで受け取ることができるのか、事前に把握しておきたいですよね。

また、受け渡しの際に必要なものや、引っ越しの開始時刻に間に合わない場合どうするのかという点についても、疑問に思っている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回このコラムでは、引っ越しの際に鍵を受け取るタイミングや場所、そして前日の受け渡しについて、詳しく解説していきます。

1．引っ越しの鍵の受け渡しはいつ？

引っ越しの鍵の受け渡しは、「契約開始日」に行われるのが原則。

契約開始日は、家賃が発生しはじめる「家賃発生日」と同日であることがほとんどで、契約開始日以降はいつでも入居することができます。

そして契約開始日から実際の引っ越し日まで日がある場合、契約開始日に鍵を受け取っておけば、その後は自由に部屋に出入りできるようになります。

しかし、実際に住んでいないにも関わらず家賃を支払わなければいけない期間ができてしまうので、多くの方が契約開始日/ 家賃発生日に引っ越しをします。

そのため、「引っ越しの当日」に鍵を受け取ってから引っ越し作業を開始するというのが一般的な流れと言えるでしょう。

そして、鍵を受け取る際に必要なものですが、基本的には鍵受領書類に捺印するための「印鑑」のみで問題ありません。

しかし、まだ提出できていない契約書類や提出済みの書類に未記入の項目がある場合は、それらの提出に必要なものを全て持参するようにしましょう。

書類が足りず契約の締結が完了できなければ、鍵を受け渡してもらえない可能性があります。

また、契約に必要なお金が未払いだった場合も、鍵を受け取ることはできません。

契約開始日までにしっかりと支払いを済ませるようにしましょう。

鍵の受け渡しは、契約をした不動産屋で手渡しにて行われることが多いです。

しかし、場合によっては不動産屋ではなく現地での手渡しや、郵送での受け渡しとしている管理会社もあります。

郵送の場合、中には既に転居届を出してしまっていたために配達が遅れ、引っ越し日当日までに鍵を受け取ることができなかった、というケースも見られます。

当日に行き違いのないよう契約開始日前に不動産屋・管理会社にしっかりと確認しておきましょう。

１つ目の項目でお伝えした通り、鍵の受け渡しは「契約開始日(家賃発生日)」に行われるのが基本。

しかし、契約開始日から入居しようとした場合、引っ越しは朝8時頃から始まることもあるため、鍵の受け渡しが当日だと作業の開始に間に合いません。

そんな時は、前日の夕方以降であれば不動産屋から鍵を受け取れる場合があります。

引っ越しスケジュールを確定する前に不動産屋に事情を説明し、前日の受け渡しが可能かどうか確認をしておきましょう。

また、寸法を測るために契約日よりも前の日に一度部屋を訪問したいという場合も、不動産屋にお願いすれば特別な理由のない限り一時的に鍵を貸し出してもらうことができます。

しかし、当日の連絡だと不動産屋に鍵がないことがあるので、いずれにしても事前の連絡と確認が必須です。

引っ越しの際、鍵の受け取りは原則「契約開始日/家賃発生日」に行われ、その日に入居する場合は入居日の当日、引っ越し作業を開始する前に鍵を受け取る必要があります。

引っ越しの荷物が届いているのに鍵が手元にない、といった事態になってしまわないよう、受け取りのタイミングや方法については不動産屋に入念にチェックしておくようにしましょう。

そして、鍵の受け取りがスムーズに進むよう、契約書類の提出や契約金の支払いは指定された日までにしっかりと済ませておくことが大切。

入居日前の受け渡しや郵送にも対応してもらえる可能性があるので、必要な場合は一度不動産屋に相談してみてくださいね。