引っ越しの挨拶に持っていく手土産・粗品は何がおすすめ?相場やのしについても解説!

2020.11.16 / コラム引っ越し準備・やること
贈り物を渡す人の模型

引っ越しの挨拶で手土産を持っていこうと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ手土産を選ぼうとすると、いったいどのようなものを買えばいいのか、そしてどんなお店で買えばいいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、引っ越しの挨拶に持っていく手土産の選び方やおすすめの手土産についてご紹介します。

1.引っ越しの挨拶に持っていく手土産の選び方

1.1.手土産の相場

1.2.手土産を選ぶときのポイント

1.3.手土産はどこで買う?

2.引っ越しの挨拶におすすめの手土産

2.1.お菓子

2.2.日用品

3.引っ越しの挨拶に関するその他の注意点や疑問点

3.1.挨拶しないのはあり?

3.2.挨拶の基本的なマナー

3.3.のしは必要?

3.4.不在の場合はどうする?

3.5.旧居でも挨拶は必要?

まとめ:挨拶の手土産や粗品は早めに選んでおこう

1.引っ越しの挨拶に持っていく手土産の選び方

買い物をする女性

引っ越しの挨拶で持っていく手土産は、あまり突飛なものを選ばないようにします。

相場や選ぶときのポイントをチェックしてみましょう。

1.1.手土産の相場

引っ越しの挨拶の際に渡す手土産は、相手が気を使わなくてもいいいよう500円~1000円程度が相場とされています。

お菓子などの場合は家族構成に合わせて量を調節した方がいいですが、高くても1000円程度に抑えておきましょう。

大家さんや自治会長さんへの挨拶の場合は、2000円前後のものを選びましょう。

1.2.手土産を選ぶときのポイント

手土産を選ぶときのポイントは下記の3つ。

  1. 後に残らない、消費するもの
  2. 人気のあるもの、定番のもの
  3. 食品の場合は日持ちがするもの

変わったものではなく、誰がもらっても喜んでもらえそうなものを選ぶようにしましょう。

1.3.手土産はどこで買う?

引っ越しの挨拶の手土産は、近所の方の場合は相場も500円~1000円程度となるため、大型スーパー、通販で購入するのがおすすめです。

洗剤などの日用品を考えている場合は、ドラッグストアなどで購入しても良いでしょう。

大家さんや自治会長さんへの手土産は、百貨店で選ぶのが無難です。

2.引っ越しの挨拶におすすめの手土産

人差し指でポイントを指す女性

続いておすすめの手土産を、お菓子と日用品それぞれご紹介します。

2.1.お菓子

お菓子は後に残らず、価格や種類も豊富なためおすすめの手土産といえます。

選ぶ際はあまり変わったものではなく、定番で人気のあるものを選ぶようにしましょう。

また、ピーナッツなどアレルギーを持つ人が多いものは避けることをおすすめします。

更に詳しく知りたい場合は『引っ越しの挨拶におすすめのお菓子は?その相場とのしの書き方も紹介』をチェックしてみてください。

2.2.日用品

お菓子は食物アレルギーが気になる、という場合は日用品を手土産としても喜ばれます。

タオルや市の指定のゴミ袋、スポンジやラップ、キッチンペーパーなどが例です。

洗剤やハンドソープなどを選ぶ方もいますが、香りの好き嫌いが分かれることがあるため、選ぶときに注意しましょう。

3.引っ越しの挨拶に関するその他の注意点や疑問点

注意喚起

引っ越しの挨拶には気を付けるべきマナーがその他にもたくさんあります。

下記の5点は必ず抑えていくようにしましょう。

3.1.挨拶しないのはあり?

女性の一人暮らしの場合は、あまり周囲に一人暮らしであることを知られない方が良い場合があるため、挨拶に行かなくても問題ありません。

もしも挨拶に行く場合は、防犯のためにも知り合いの男性に付いてきてもらうなどして一人暮らしであることがわからないように工夫をしましょう。

3.2.挨拶の基本的なマナー

旧居の挨拶は引っ越し日の前日まで、新居の挨拶は引っ越し後一週間を目安に挨拶に回るようにしましょう。

朝の忙しい時間帯や食事時、夜の訪問はできるだけ避け、休日の場合は14時~16時、平日の場合は10時~18時頃がおすすめです。

挨拶に行く範囲は戸建ての場合は自宅の両隣と正面の家、そして正面の家の左右隣の家の計5軒、アパートやマンションの場合は、自分の部屋の両隣の部屋と真下、真上にあたる部屋の計4軒に挨拶をします。

大家さんや自治会長さんへの挨拶は必須ではありませんが、今後の良好なお付き合いのためにも迷うようであれば行くことをおすすめします。

それぞれのマナーについては、下記の記事で詳しく説明していますので、合わせて確認してみてください。

引っ越しの挨拶はいつまでにするべき?

引っ越しの挨拶におすすめの時間帯は?平日と休日の違いに注意

引っ越しの挨拶の範囲はどこまで?戸建てとアパートの場合に分けて解説

3.3.のしは必要?

一般的に引っ越しの挨拶に品物にのしは付けるものとされています。

必ずしも必要というわけではありませんが、のしを付けることで相手に丁寧な印象を持ってもらえるためおすすめです。

種類や掛け方など詳しいのしのマナーは『引っ越しの挨拶にのしはいらない?』で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

3.4.不在の場合はどうする?

もしも相手が不在だった場合は、何度か曜日や時間帯を変えて行ってみましょう。

それでも不在の場合は、置手紙を添えて挨拶の品物をドアノブに掛けておくのも1つの手です。

その際、袋の表側に引っ越しの挨拶であることがわかるようにメモをつけるなどして、相手を驚かせてしまわないよう気を付けます。

もしくは、品物がポストに入る大きさであれば、手紙と一緒にポストに入れておくのもおすすめです。

3.5.旧居でも挨拶は必要?

旧居の挨拶も回ることをおすすめします。

旧居での挨拶は、これまでお世話になったお礼の他にも、引っ越しの際の物音や道を塞いでしまうことに対する謝罪の意味も込められています。

挨拶をせずに突然引っ越しを始めてしまうとトラブルにもなりかねないため、できるだけ挨拶に行くようにしましょう。

まとめ:挨拶の手土産や粗品は早めに選んでおこう

今回は引っ越しの挨拶の手土産についてご紹介しました。

引っ越し後はバタバタとして忙しくなってしまうため、手土産を持参しようと考えている場合は早めに選んでおくことをおすすめします。

引っ越しの挨拶はご近所付き合いの第一歩。

手土産も相手に喜んでもらえるもの、困らせないものを選ぶように気を付けましょう。