【引っ越し】訪問見積もりの準備と流れ、注意点を紹介!
2020.05.26 / コラム 引っ越しの料金を決める際には見積もりが必要です。
電話で見積もりをすることもできますが、ほとんどの場合は訪問見積もりになります。
訪問見積もりは実際に引っ越しの業者の方に家に来てもらうことで、荷物の量だけでなく、周辺環境なども見てもらうことで、より正確な引っ越し料金を出すことができます。
このページでは訪問見積もりのメリットや準備しておくべきこと、当日の流れ、注意点を紹介します。
1.訪問見積もりのメリット
訪問見積もりのメリットは何より、引っ越しの際にかかる料金を正確に出すことができることにあります。
インターネットや電話でも見積もりはできますが、やはり実際に見に行かないと分からない情報もあります。
荷物の量や大きさはもちろんのこと、物件の周辺の道の広さやエレベーターの有無なども知っておきたい情報です。
このような情報を把握しておかないと、引っ越し業者は引っ越しに必要な道具を把握できませんし、引っ越しの料金も分かりません。
正確な情報が分からないと、後から引っ越しの料金が変わってしまうということにもなりかねません。
2.訪問見積もりの際に前もって準備しておくべきこと
ここでは訪問見積もりの前に準備しておくことを解説します。
2.1.相場を調べておく
訪問見積もりの前に引っ越しの相場を調べておくことが必要になります。
訪問見積もりをしてもらった後に、その料金が相場と比べてどうなのかということを知らなければ、料金の交渉をすることもできません。
2.2.部屋を片づけておく
部屋が汚いと、正確に見積もりができません。
全ての荷物をきちんと整理しておく必要はありませんがある程度片づけておけば、引っ越し業者も見積もりが楽になります。
2.3.引っ越しの日程・荷物・場所を決めておく
訪問見積もりをする前に、決めておくべきこととして引っ越しの日程・荷物・場所の3点があります。
この3つは最低でも決まっていないと、正確な引っ越しの料金が決まりません。
引っ越しの日程は正確に決めておく必要はありませんが、ある程度は時期は決めておく必要があります。
引っ越しは時期によってかなり料金に差が出るので注意しましょう。
また引っ越しの荷物はどれを捨てて、どれを運ぶのかを前もって決めておきましょう。
特に洗濯機や冷蔵庫などの大型家電は、引っ越しを機に買い替えをしてもいいかもしれません。
3.訪問見積もりの流れ
訪問見積もりの流れは以下の通りになります。
- 挨拶
- 荷物の量を確認
- 引っ越しの日程やオプションなどの確認
- 会社へ引っ越しのスケジュールと料金の確認
- 見積書作成
- 引っ越し約款の確認
- ダンボールの引き渡し
まずは挨拶をして荷物の量を確認したのち、引っ越しの日程やオプションなどを確認されます。
この時にエアコンや洗濯機の取り付け、取り外しの有無や梱包の手伝いが必要かどうかなどの確認が行われるので、この辺りもどうするのかを決めておきましょう。
またダンボールの引き渡しは、引っ越し業者によって有料か無料かが異なるので、その点も前もって確認しておく必要があります。
4.訪問見積もりの注意点と疑問点
ここでは訪問見積もりの注意点と疑問点を解説していきます。
4.1.訪問見積もりにはどのぐらいの時間がかかるのか?
訪問見積もりにかかる時間は、単身の場合は20分~30分、家族の場合は40分から1時間と見ておけば問題ないでしょう。
見積もりの時間の詳細は「引っ越しの際の見積もりにかかる時間は?」にあります。
4.2.訪問見積もりは土日や夜間もやってもらえる?
訪問見積もりは基本的に引っ越し会社の営業時間内でしかできないので、まずは業者に電話をして確認しましょう。
4.3.訪問見積もりは何社ぐらいに依頼すべき?
訪問見積もりは複数の業者に依頼するのがおすすめです。
1つの業者だけだと、料金が高いのかどうかも分からないうえ、値切り交渉もしにくくなります。
最低でも3社以上の引っ越し業者には見積もりをしてもらいましょう。
4.4.訪問見積もりは複数の業者を同時に呼んでも大丈夫?
訪問見積もりの業者を別々に呼んでいたら、時間がかかってしまうので複数の業者に同時にやってほしいという人もいるでしょう。
基本的には同時に見積もりをしてもらっても問題ありませんが、その場合は前もって引っ越しの業者さんに伝えておきましょう。
4.5.訪問見積もりが嫌な場合はなしでも大丈夫?
訪問見積もりが嫌な場合は電話見積もりをしてもらうという方法もあります。
しかし、その場合はしっかり荷物の量や物件周辺の情報を伝えなくてはいけないので、電話の前に確認しておきましょう。
4.6.クローゼットの中は見られる?
見積もりの際は、荷物の量を正確に把握する必要があるので、基本的には見られます。
見られたくない場合は前もって伝えておくか、トイレやお風呂場など、見られる可能性が低い所に避難させておくと良いでしょう。
5.まとめ:訪問見積もりをしてもらうのがお得
今回は訪問見積もりの準備と流れ、注意点などを紹介しました。
訪問見積もりは部屋を見られるのが嫌だという人もいるかもしれませんが、正確な料金を出してもらうためには必要な工程になります。
部屋が汚くて部屋を見せたくないという人は電話見積もりという方法もありますが、この場合はしっかりと情報を伝えなくてはいけないうえ、正確な料金が出ない場合もあるので、できるだけ訪問見積もりをしてもらうようにしましょう。