引っ越しで自転車のみを運ぶ方法は何がある?料金や注意点も紹介!
2020.12.09 / コラム 引っ越しの際、自転車をどのように運んだら良いのかわからず困っているという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自転車の運送におすすめのサービスや、自分で運ぶ場合の運搬方法についてご紹介しています。
引っ越しの際に必ず必要となる防犯登録や自転車の処分方法などにも触れているので、ぜひチェックしてみてください。
1.1らくらく家財宅急便
1.2.シクロエクスプレス
1.3.自分で運ぶ
2.1.単身パックで自転車は運べる?
2.2.防犯登録の手続きを忘れずに
2.3.自転車を処分する場合はどうする?
2.4.梱包や解体は必要?
1.引っ越しで自転車のみを運ぶ方法と料金
引っ越しで自転車のみを運ぶ場合、業者のサービスを利用するか自分で運んでいくかの2つの方法があります。
1.1.らくらく家財宅急便
自転車のみを宅配便で送る場合は、通常のサービスでは送ることができないため、クロネコヤマトのらくらく家財宅急便がおすすめです。
自転車の大きさは、一般的なママチャリ (26インチ) で3辺計350cm程度。
らくらく家財宅急便であれば、80cm~450cmまでの大きな荷物に対応してもらえるので、自転車も問題なく運んでもらえます。
このサービスでは、電話やネットで申し込むだけで、梱包・搬出から、運送、搬入、荷解きまでしてもらえるというのがおすすめのポイント。
ただし、送料は自転車の大きさや運送距離によって変わりますが、例えば350cm以下の自転車を大阪から東京に送る場合は17,750円(税別)と少し高めの設定です。
ママチャリなどあまり高価でない自転車の場合は、思い切って引っ越し先で再購入することも検討してみましょう。
1.2.シクロエクスプレス
シクロエクスプレスはロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどを専用の配送キットに入れるだけで運送してもらえるサービスです。
関西から関東までの場合、送料5,500円(税別)プラス梱包用キット3,400円(税別)と、らくらく家財宅急便と比べてみるとかなり安価なのがわかります。
しかし、3辺の合計が260cm以下の自転車しか受け付けられないため、残念ながら一般的なサイズのママチャリや電動自転車などはサービス対象外となってしまいます。
また、専用キットでの梱包は必須で、輪行袋にいれたままでは運んでもらうことができないためご注意ください。
1.3.自分で運ぶ
業者に頼まず自分で自転車を運ぶ場合は、新居まで自分で乗っていく、もしくは輪行袋に入れ鉄道を使って運搬する、などの方法があります。
鉄道に自転車を持ち込む際は、専用の輪行袋に入れて携帯することがルールとして決まっているため、ゴミ袋や自転車カバーなどで代用せず、必ず既定のサイズ内(3辺計250cm以下、1辺200cm以下)の輪行袋を準備するようにしましょう。
2.自転車の引っ越しのその他の注意点と疑問点
自転車の引っ越しについて、よくある疑問点や注意点について解説します。
2.1.単身パックで自転車は運べる?
あいにく、ほとんどの自転車は単身パックで運ぶことができません。
サイズが大きく、単身パック用のコンテナに収まらないためです。
ただし、折りたたみ自転車や、幼児用の自転車であれば運んでもらえるケースもあるため、小ぶりの自転車を運びたいという場合はサイズを確認してみることをおすすめします。
2.2.防犯登録の手続きを忘れずに
自転車を引っ越し先に持っていく際は、防犯登録の手続きが必用です。
引っ越し先が県内の場合は、自転車を購入した販売店、もしくは旧居近くの「自転車防犯登録所」という看板がかかっている店舗で抹消・再登録の両方の手続きができます。
引っ越し先が県外の場合は、引っ越し前に防犯登録を抹消した後、引っ越し先近くの「自転車防犯登録所」で改めて再登録する必要があります。
手続きを忘れてしまうと、罰則はないものの盗難車として疑われてしまう可能性があるなどのデメリットがあるため、必ず行なうようにしましょう。
防犯登録に関する詳しい解説は、下記の記事をご覧ください。
『引っ越しをしたら自転車の防犯登録が必要!手続き方法を解説!』
2.3.自転車を処分する場合はどうする?
自転車は、下記の方法で処分することができます。
- 買い取り業者に売る
- ネットオークションやフリマアプリで売る
- 家族や友達に譲る
- 自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する
- 廃品回収業者に依頼する
自転車を旧居に置き忘れてしまうと大家さんや新しい住人の方に迷惑をかけてしまうため、必ずご自身で処分をするようにしましょう。
更に詳しい自転車の処分方法については『引っ越しで不要になった自転車の処分方法』を参照してください。
2.4.梱包や解体は必要?
引越し業者を使って自転車を運ぶという場合、基本的にはそのままの状態でトラックに乗せ、ロープなどで固定して運搬するため、梱包・解体の必用はありません。
しかし、ロードバイクや、キズがついてほしくない自転車などについては、輪行箱と呼ばれる自転車梱包用の箱を購入し、梱包する必要があります。
いずれの場合も、家財と合わせて自転車も輸送する場合は、引越し業者に事前に伝え、輸送の方法や梱包についても確認しておくことをおすすめします。
まとめ:自転車をどうするかは前もって考えておこう
今回は、引っ越しの際の自転車の運搬方法についてご紹介しました。
自転車は、運送する場合も処分する場合も、事前の準備や手配などで時間がかかってしまいます。
そのため、どのような手段で運ぶのか、処分する場合は廃棄するのか、リサイクルするのか、などを前もって考えておくようにしましょう。