車庫証明の住所変更手続きをしないとどうなる?必要書類や費用も紹介
2020.06.22 / コラム 引っ越しの際に必要になる手続きが車庫証明の手続きです。
車庫証明の手続きというのは車の保管場所がしっかりあるということを示すためのものです。
この手続きをやっておかないとその後の車検証の住所変更手続きもできなくなってしまうのでできるだけ早めにやっておきましょう。
このページではその車庫証明の手続きの方法に加え、手続きに必要な書類などを紹介していきます。
1.車庫証明の前に必要な駐車場の契約の注意点
まず車庫証明の前に駐車場の契約をしておく必要があります。
その時に注意しておく点があります。
それは車庫証明の際、駐車場のとして認められる条件があるということです。
その条件というのは3つです。
・自宅から直線距離で2㎞以内
・道路から支障なく出入りできる
・自動車の全体を収容できる
この3点を満たしていない場合は車庫証明を取得することができなくなるので気を付けましょう。
詳しくは「引っ越しの際の駐車場の解約・契約手続き」を参考にしてください。
2.車庫証明の住所変更変更手続き
ここでは車庫証明の住所変更手続きを紹介します。
手続き場所 | 新居の住所を管轄する警察署 |
申請期限 | 引っ越しから15日以内 |
必要書類 | <全ての人に必要な5種類の書類> ・自動車保管場所証明申請書(軽自動車の場合は「自動車保管場所届け出」) ・保管場所標章交付申請書 ・保管場所の所在図 ・配置図 ・使用の本拠の位置が確認できるもの ・認印 <自分の土地や建物を使用する場合に必要な書類> ・保管場所使用権原疎明書面(自認書) <他人の土地や建物を使用する場合に必要な書類> ・保管場所使用承諾証明書 ・駐車場の賃貸契約書の写し |
手数料 | ・証明手数料 約2000円 ・標章交付手数料 約500円 |
代理申請 | 可能。委任状が必要 |
手続きにかかる時間 | 申請から3~7日 |
3.その他の車に関する手続きの注意点と疑問点
3.1.車庫証明の住所変更手続きをしないとどうなる?
引っ越し後15日以内に車庫証明の住所変更手続きを行うことは自動車の保管場所の確保等に関する法律第7条で定められています。
これを破ってしまうと10万円以下の罰金を科される可能性があるので気を付けましょう。
また車庫証明の手続きは申請から少し時間が必要なのでできるだけ早めにやっておくことが重要です。
3.2.その他の車の手続きを忘れずにやっておこう
車を持っている人は車庫証明の手続きの他にもいくつかやっておかなければいけない手続きがあります。
引っ越しに伴う自動車関連の手続きに関しては以下の4つになります。
・自動車保険の住所変更
車庫証明の住所変更手続きが終わったら、車検証の住所変更もできるようになります。
それぞれ手続きをする場所や、必要な書類などは異なるので前もって確認しておきましょう。
まとめ:車庫証明は引っ越し後15日以内にやろう
このページは車庫証明の手続きについて紹介しました。
車庫証明の取得は引っ越し後15日以内と決められています。
さらに車庫証明を取得する前に、駐車場の契約もしておかなくてはいけません。
引っ越しの時期はやることが多いですが、計画的に進めておく必要があります。